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【NY外為】ドル一段安、米製造業指数が大幅低下-円は依然強い

更新日時
  • 円、ドルに対し107円半ば-約8カ月ぶり高値圏
  • 米ISM製造業景況指数、2年ぶりの水準に低下-ドル押し下げ
U.S. dollar banknotes are stacked at the headquarters of the Korea Exchange Bank in Seoul, South Korea.

U.S. dollar banknotes are stacked at the headquarters of the Korea Exchange Bank in Seoul, South Korea.

Photographer: SeongJoon Cho
U.S. dollar banknotes are stacked at the headquarters of the Korea Exchange Bank in Seoul, South Korea.
Photographer: SeongJoon Cho

3日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨の全てに対し下落。朝方発表された軟調な米製造業指標を受けて下げ幅を拡大した。アジア時間に「フラッシュクラッシュ」並みの急落となったドルに対し、円は上昇を維持した。

  ドルはカナダ・ドルや円に対しての下げが目立った。12月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は54.1と2年ぶりの低さで、エコノミスト予想中央値の57.5も下回った。これを受けてドルは一段安となり、米国債は急伸した。

  ニューヨーク時間午後3時56分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%低下。ドルは対円で1.2%下げて1ドル=107円54銭。ユーロはドルに対して0.5%高の1ユーロ=1.14ドルちょうど。

  米下院では民主党が過半数を握ったこの日も、一部の米政府機関の閉鎖は続いた。

  米株式相場は大幅安となり、中でもアップルの下げが目立った。中国需要の弱まりや為替面の逆風が懸念される中、売上高予想を引き下げたことが引き続き材料視された。

  アジア時間には104円87銭まで急騰していた円は、米国時間に対ドルで約8カ月ぶり高値近辺で取引された。ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のチーフ為替ストラテジスト、アダム・コール氏はリポートで、アジア時間のドル・円相場値動きの大きさは「どちらかと言えば、異例の閑散市場が作用した可能性が高い」と指摘した。このほか、米国債の大幅上昇も円の急伸の背景となった。

欧州時間の取引

  アップルの10-12月期売上高予想引き下げを手掛かりにした相場の乱高下が尾を引いた。円はアジア時間からは上げ幅を縮小したが、それでも対ドルで1%余りの上昇。リスクに敏感な通貨は引き続き軟調となった。

原題:Dollar Holds Losses After U.S. Factory Gauge Falls: Inside G-10(抜粋)
Flash Move Fallout Sees Yen Pare Gains, Pound Slip: Inside G-10

(第1段落を書き換え、4段落以降を追加して更新します.)
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