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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

General Images Of Japanese Yen and US Dollars As Yen Extended Gains Against Dollar
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

2019年は波乱の幕開けとなりました。2日のアップルの業績下方修正発表に続き、3日には米経済統計で成長減速をうかがわせるデータが明らかになり、ドル・円は依然107円台、株安、債券高となりました。債券市場では米利上げどころか利下げを織り込んでいます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

衝撃の余波

アップルの株価は10%安、2017年4月以来の安値となった。中国での需要鈍化を理由に、ほぼ20年ぶりに売上高予想を引き下げた。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「特に大中華圏でこれほどの経済鈍化は見込んでいなかった」と説明。サプライヤーの株価も下げ、ウォール街では目標株価の引き下げが相次いだ。米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長は、米中貿易戦争のために予想を下回る業績を発表せざるを得ない米企業はアップル以外に多数あるだろうと述べた

ねじれ議会スタート

米議会では、下院多数派を握った民主党がペロシ院内総務を下院議長に選出。トランプ大統領は引き続き国境の壁の建設費用を訴える持論を展開しているが、政府機関の一部閉鎖を巡る民主党との交渉は選択肢が狭まっている。4日に共和・民主両党の議会指導部をホワイトハウスに招き、米東部時間午前11時30分から協議を予定している。

がん治療薬で大型買収

製薬企業の買収として過去最大規模。米製薬ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、米バイオ医薬品メーカーのセルジーンを買収することで合意した。現金と株式交換方式で740億ドル(約7兆9800億円)。両社はがん治療薬に強みを持つ。発表を受けてセルジーン株は一時32%高、ブリストルは15%ほど下げた。

利上げ停止も

「私は動かないこと、例えば今年最初の数四半期は何もしないことを提唱する」。米ダラス連銀のカプラン総裁は世界経済の成長に関する不透明感や金利に敏感な産業の弱さ、金融状況のタイト化がどのように展開するのか見極めるため、金融当局は利上げを見合わせるべきだと発言した。債券市場では1カ月前に2019年中に0.25ポイントの利上げが1度あると織り込んでいたが、今では年内の利下げ確率を50%余りと見込んでいる

米雇用拡大に減速か

4日発表される12月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の市場予想は前月比18万人増。ただ、この18万人増という予想中央値は予想ベースで昨年1月以降で最も低く、19年を通した同雇用者数の増加は18年からの落ち込みが見込まれている。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は4日、米経済学会(AEA)年次総会で発言予定。

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