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米ダラス連銀総裁:利上げ見合わせを支持、不透明感が晴れるまで

米ダラス連銀のカプラン総裁は世界経済の成長に関する不透明感や、金利に敏感な産業の弱さ、金融状況のタイト化がどのように展開するのか見極めるため、金融当局は利上げを見合わせるべきだと述べた。

  カプラン総裁は3日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「良くも悪くもこうした問題が解決されるまで、金利に関するさらなる行動は取るべきではない」と発言。「私は動かないこと、例えば今年最初の数四半期は何もしないことを提唱する。私の基本シナリオを問われれば、全く行動を取らないというのが回答だ」と話した。

Key Speakers At The Federal Reserve Bank of Atlanta & Federal Reserve Bank of Dallas Technology Conference

カプラン総裁

写真家:Cooper Neill / Bloomberg

  総裁は世界経済の成長減速と、金利および経済の影響を受けやすい産業の弱さ、金融状況の引き締まりを挙げ、「市場が反映していると考えられる大きな問題が3つある。それは経済で見られる状況や業界関係者とのやりとりの内容と整合的だ」と述べた。

  「こうした3つの問題は間違いなく市場に影響を及ぼしていると思うが、これらは金融政策に関する私の考えにも影響を与えている。こうした3つの問題の深さと幅広さを見極めるには時間がかかるだろう」と述べた。

  総裁はまた、当局のバランスシート縮小計画に関してパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長と異なる見解を示した。パウエル議長は昨年12月19日、プロセスは順調に機能しており「変更は想定していない」と言明したが、カプラン氏は調整を加えることについて、当局は「必要に応じて非常に柔軟」であるべきだと話した。

原題:Fed’s Kaplan Favors Pausing Rate Hikes Until Uncertainty Clears(抜粋)

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