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【米国株・国債・商品】株が小幅上昇-10年債利回りは大幅低下

  • S&P500種は0.1%高-銀行株やエネルギー関連が上昇
  • 今後の経済成長と企業利益の伸びへの懸念がテーマ-オークブルック

2019年最初の取引となった2日の米株式相場は小幅に上昇。銀行株などが買われたほか、原油の値上がりを受けてエネルギー関連も上昇した。米10年債利回りは大幅に低下した。

  • 米国株は小幅高-銀行やエネルギー関連が上昇
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.62%
  • NY原油先物は上昇-OPECの産油量12月に減少
  • NY金先物は反発、一時は昨年6月以来の高値

  S&P500種株価指数は前営業日比0.1%高の2510.03。ダウ工業株30種平均は18.78ドル(0.1%)高の23346.24ドル。ナスダック総合指数は0.5%上げた。ニューヨーク時間午後4時55分現在、10年債利回りは2.62%。

  サウジアラビアの原油輸出が12月に減少したとの報道などを受けて、原油価格が上昇。これがエネルギー株の上げにつながった。財新伝媒とIHSマークイットが発表した12月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想に届かず、活動の拡大・縮小の境目を示す50を下回ったことで世界的に経済成長が鈍化するとの懸念が強まり、この日の株式市場は弱いセンチメントで取引が始まった。

  オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキス共同最高投資責任者(CIO)は電話取材に対し、「相場を押し下げている全般的なテーマは、今後の経済成長と企業利益の伸びに対する懸念だ」と指摘。「関税措置は今のところ米国で大きな影響が表れていなかったが、今後は重しになり始めるとの懸念がある。海外、主として中国でこうした弱い経済統計が発表されると、関税の影響が出始めているという証拠が示されたことになり、それが市場参加者を神経質にさせている」と述べた。

  ニューヨーク原油先物は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.13ドル(2.5%)高の1バレル=46.54ドルで引けた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の12月の産油量が約2年ぶりの規模で減少した。ブルームバーグが当局者やアナリストへの調査と輸送データを分析して分かった。1月からの新たな減産合意の前にOPECが産油量の削減に踏み出していたことになる。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.11ドル高の54.91ドルで終了。

  ニューヨーク金先物は反発。12月の財新の中国製造業PMIが50を割り込んで活動縮小が示され、安全資産を求める動きが強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%高の1オンス=1284.10ドルで終了。一時は1291ドルと、昨年6月以来の高値に達した。

原題:U.S. Stocks Rise as Treasuries Advance; Oil Surges: Markets Wrap(抜粋)
   Oil Jumps as U.S. Equities Regain Ground, OPEC Output Declines(抜粋)
  Gold Opens 2019 With Fanfare Amid Growth Concerns as Copper Sags(抜粋)

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