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アインホーン氏のファンド、18年運用成績は過去最悪のマイナス34%

  • 旗艦ヘッジファンドの12月の成績はマイナス9%
  • プラスの運用成績を達成できたのは5月と10月のみ

デービッド・アインホーン氏率いるヘッジファンド運営会社グリーンライト・キャピタルの2018年の運用成績は22年の同社の歴史で最悪となった。

  ブルームバーグが閲覧した最新の投資家向け資料によると、グリーンライトの旗艦ヘッジファンドの12月のリターンはマイナス9%となり、年間ではマイナス34%だった。

Key Speakers At The 20th Annual Sohn Investment Conference

デービッド・アインホーン氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  グリーンライトは創業後数年間はヘッジファンド業界で運用成績上位に入っていたが、15年にリターンが20%余りのマイナスに陥って以来、苦戦が続いている。

  10年にわたる歴史的な低金利に加え、パッシブ型投資やクオンツ運用の広がりを背景に成長株がバリュー株を上回るパフォーマンスを見せる中で、他のバリュー投資の運用会社も苦戦している。昨年はスリー・ベイズ・キャピタルSPOパートナーズが閉鎖となった。アインホーン氏は、18年の運用成績低迷について、度々いら立ちを示しながらもバリュー投資へのコミットメントを確認してきた。

Waning Returns

Greenlight's performance hit its peak in 1997, the year after inception

Source: Bloomberg reporting

  グリーンライトが昨年プラスの運用成績を達成できた月は5月と10月だけにとどまり、通年のパフォーマンスではS&P500種株価指数(配当を含めマイナス4.4%)とHFRXグローバル・ヘッジファンド・インデックス(12月28日まででマイナス7%)を下回った。グリーンライトの広報担当者はコメントを控えた。

  規制当局への届け出によれば、グリーンライトの運用資産は18年初め時点で63億ドル(約6900億円)だったが、5月には55億ドルに減少。解約や損失により、19年は50億ドルを下回る水準でスタートしそうだ。

原題:Einhorn’s Greenlight Extends Decline to 34% in Worst Year (1)(抜粋)

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