コンテンツにスキップする

米経済、5連銀地区で製造業景況が悪化-成長のけん引役に陰り

米国では5つの連銀地区で製造業景況指数が12月にそろって低下。同時に落ち込んだのは2016年5月以来で、19年を目前にして米経済の柱である製造業に陰りが出てきたことが新たに示唆された。

  ダラス地区連銀の製造業景況指数は12月にマイナス5.1。市場予想に反してマイナスとなり、約2年ぶりの低水準となった。前月はプラス17.6で、下げ幅は13年以降で最大。同地区ではテキサス州をはじめ、ルイジアナ州北部やニューメキシコ州南部など石油産業が活発な地域が含まれる。原油価格は10月に付けたほぼ4年ぶり高値から、40%前後下げている。

  ダラス連銀の12月31日の発表によれば、製造業者の20%以上が見通しは悪化したと報告。「将来の景況に関する期待は依然としてポジティブだが、12月に著しく低下した」という。

  12月の連銀製造業景況指数としてはすでにニューヨーク地区をはじめ、フィラデルフィア、リッチモンド、カンザスシティー地区が低下を発表している。米連邦準備当局のデータをブルームバーグが分析したところ、5地区がいずれも悪化したのは10年目に入っている現在の景気拡大期で6度目。

原題:Humming U.S. Factories End 2018 on a Sour Note Amid Trade War(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE