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ウォーレン米上院議員、大統領選へ一歩踏み出す-準備委員会を設置

  • 元ハーバード大教授、金融危機後の救済策監督で議会が起用
  • 格差是正と政府の腐敗撲滅を訴え、進歩派で知られる

エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主、マサチューセッツ州)は、2020年大統領選挙に向けた準備委員会の設置を支持者への電子メールと動画メッセージで発表。経済的格差の是正と不正撲滅のメッセージを打ち出し、トランプ大統領の再選阻止に向けて大きな一歩を踏み出した。

  進歩派として知られるウォーレン議員は、準備委員会の設置により資金集めや組織づくりでいち早く活動を開始できるようになる。「好き勝手にできると思い込んでいる富豪や巨大企業に買収され、資金を与えられている」政府によって、国民は「あらゆる方向から攻撃を受けている」と発言。「懸命に働く国民のために闘う。学生ローン債務の軽減と、社会保障に大きく依存する国民への給付増額、そして何よりも政府の腐敗を正すことが私の闘いだ」と言明した。

  ボストンの民主党系コンサルタント、メアリー・アン・マーシュ氏は、民主党からの指名獲得争いではウォーレン議員が現在リードしているとみている。考えられるライバルとして、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)とカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)のほか、中間選挙で現職テッド・クルーズ上院議員に僅差で敗れたベト・オルーク下院議員(テキサス州、当時)を挙げた。

  ハーバード大学の法律学教授だったウォーレン氏が全米で注目されるようになったのは、2007年から08年にかけての金融危機の後。当時のハリー・リード上院院内総務(民主、ネバダ州)に起用され、7000億ドル(現在の為替レートで約77兆円)の問題資産購入計画(TARP)を監視する議会諮問委員会の委員長に就いた。

原題:Elizabeth Warren Takes Major Step Toward a 2020 Presidential Run(抜粋)

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