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ゴーン容疑者の勾留期限を1月11日まで延長ー東京地裁が決定

更新日時
  • 東京地検による10日間の勾留延長請求を認める
  • 最初の逮捕からの勾留期間は2カ月弱に及ぶことに
Carlos Ghosn, former chairman of Nissan Motor Co.

Carlos Ghosn, former chairman of Nissan Motor Co.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Carlos Ghosn, former chairman of Nissan Motor Co.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日産自動車の前会長で会社法違反(特別背任)の容疑で再逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の勾留期限が1月11日まで延長された。勾留期限は1月1日までだったが、東京地検による延長請求を東京地裁が31日に認めた。

  年末年始を東京・小菅の東京拘置所で過ごすことになるゴーン容疑者。最初の逮捕からの勾留期間は少なくとも2カ月弱に及ぶことになる。

  ゴーン容疑者は私的な金融取引で生じた約18億5000万円の評価損を一時的に日産に付け替えたほか、日産から自身の資産管理会社にこの契約を戻す際に、知人である協力者に計16億円を日産子会社から振り込ませた疑いがあるとして、21日に再逮捕された。

  ゴーン容疑者の弁護人である大鶴基成弁護士は再逮捕の容疑事実について反論している。

  同容疑者は11月19日、5年間の役員報酬を有価証券報告書に過少に記載したとして前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者と共に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で逮捕されていた。12月10日には別の3年間についても過少記載したとして再び逮捕された。ケリー被告は同月25日に保釈されている。   

  日産広報担当のニコラス・マックスフィールド氏は勾留期限延長について、東京地検の決定であり、日産としてはコメントする立場にないとした上で、社内調査は継続中で調査対象の範囲を拡大させていると電子メールで回答。ゴーン容疑者の弁護士にも問い合わせたが、現段階で回答は得られていない。

ゴーン前会長、ケリー前代表取締役逮捕からの経緯
<2018年>
  • 11月19日 11年3月期から5年間の役員報酬を有価証券報告書に過少記載し
          たとして金融商品取引法違反の疑いで東京地検がゴーン、ケリー
                  両氏を逮捕
  • 11月22日 日産が臨時取締役会を開きゴーン容疑者の代表権と会長職、ケリ
                  ー容疑者の代表権を解くことを決定
  • 11月30日 両容疑者の勾留期間の12月10日までの延長を東京地裁が認める
  • 12月10日 東京地検が両容疑者を金商法違反の罪で起訴、18年3月期
           までの3年間についても同法違反の疑いで再逮捕
  • 12月20日 東京地検による両容疑者の再逮捕による勾留期間の延長請
           求を東京地裁が却下
  • 12月21日 東京地検がゴーン容疑者を会社法違反(特別背任)の疑いで3度
                  目の逮捕
  • 12月25日 東京地裁がケリー被告の保釈を許可、東京拘置所から出る
  • 12月31日 東京地検によるゴーン容疑者の3度目の逮捕に関する勾留
                 延長請求を東京地裁が認める      
<2019年>
  • 1月11日   延長後のゴーン容疑者の勾留期限
(第6段落に日産のコメントを追加します.)
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