Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株、2010年以来最大の急反騰-弱気相場での反発と類似性も

  • これほどの大幅反騰は全て08-09年の弱気相場で発生
  • 前日の5%高に続く上昇、相場底入れの兆しか否か
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

12月の大半の間、S&P500種株価指数の反発が確実と言える状況にはなかったが、27日はその台本が一変した。

  S&P500種は2.8%の下げを同日午後の切り返しで帳消しにし、0.9%上昇で終了した。ブルームバーグの集計データによれば、同指数がこれほど大幅に反発したのは2010年5月以来。

  前日に同指数は5%上昇し、09年以来最大の上昇を記録した。3カ月にわたる相場急落で同指数は弱気相場入り目前の状況にあっただけに、この日の反発は底値を模索している投資家にとって、表面的には朗報だ。

  1990年以降、同様の反発は全て2008年から09年の弱気相場で発生した。言い換えれば、相場が反発の勢いを見せてはいるが、このような激しい動きは通常、健全な市場を意味するものではない。直近の反発は、流動性の低さから価格変動が激しくなりがちな祝日を含む週に発生したものだ。

  ルネサンス・マクロ・リサーチの共同創設者ジェフ・デグラーフ氏は「このホリデーウイークに市場が発する上昇や下落のメッセージをどれだけ信頼できるだろうか。それはアルバートおじさんがクリスマスのディナーから運転して帰宅するのとほぼ同じだ」と述べた。

原題:Biggest Stock Reversal Since 2010 Rings of Bear Market Bounce(抜粋)

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