中国版GPS「北斗」、全世界対象の運用開始-誤差約10メートル

  • 世界で販売されている大半のスマートフォン半導体に対応可能
  • 中国は米GPSへの依存を減らすため1990年代から開発に着手
Beidou navigation satellite launch. Photographer: VCG/Visual China Group
Photographer: VCG/Visual China Group

全地球を対象とした米国の衛星利用測位システム(GPS)に対抗して中国が自主開発した「北斗」の全世界に向けた運用が27日始まった。

  中国政府の衛星誘導システム管理室主任を務める冉承其報道官が北京でのイベントで発表した。27日から「あなたがどこに行こうと、どこにいようと、いつでも北斗があなたと共にいる」と冉報道官は述べた。

  北斗は誤差10メートル程度の精度を有し、世界で販売されている大半のスマートフォン半導体に対応可能。テキストメッセージなどの通信機能が組み込まれた初の衛星誘導システムだ。中国は米国のGPSへの依存を減らすため1990年代に北斗の開発に着手していた。

原題:China’s Answer to U.S. GPS Extends Coverage Beyond Asia Pacific(抜粋)

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