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潤沢な借入金も景気底上げにつながらず-中国版「ベージュブック」

  • 借入金は支払い・返済もしくはキャッシュフロー不足対応に回される
  • CBBがFRBの地区連銀経済報告を模したリポートを作成

中国では官民による膨大な借り入れが成長率の底上げにつながっておらず、国内経済の悪化が進みつつある中で2019年に景気が大きく弱まるリスクがあると、CBBインターナショナルが指摘した。

  米連邦準備制度理事会(FRB)の地区連銀経済報告を模してCBBがまとめる中国版「ベージュブック」によれば、リスクを嫌う銀行が資本不足の企業への融資を望んでいないとされる主流の見方に反して、18年10-12月期は3四半期連続で借り入れが旺盛だった。「問題は借り入れ不足ではなく、有り余るほどの借入金が成長を押し上げていないことだ」という。

  CBBは同社集計の数値が示しているのは「すでに借り入れをした企業は投資をしているわけではなく、支払い・返済に借入金を充てているか、経済成長の鈍化が続く中でキャッシュフローを巡る問題の影響を和らげようとしている」との分析を示した。

原題:China Beige Book Says Plentiful Borrowing Fails to Boost Growth(抜粋)

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