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Photographer: John Taggart/Bloomberg

米国株が続伸、一時大幅安も終盤に反転

更新日時
Views Of Wall Street As Stocks Extend Losses
Photographer: John Taggart/Bloomberg

27日の米株式相場は、ボラティリティーが再び高まる中で上昇。朝方から軟調に推移し、一時大きく下げる場面も見られたが、終盤プラスに転じた。米国債は上昇し、原油は値下がりした。

  • 米国株は続伸、一時軟調も終盤プラスに転じる
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.77%
  • NY原油は反落、米国株が一時軟調に推移
  • NY金は上昇、米国株の一時下落で逃避需要

  この日はS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均ともに終値でプラス。ダウ平均は2時間足らずで800ドル余り戻した。S&P500種は前日の5%高と合わせ、この2日間の上げとしては2015年8月以来最大となった。

  ペイサーETFのショーン・オハラ社長は「きょう、きのう、そしてこの1カ月の動きを説明するのは難しい」とし、「時間的な観点で言えば現在は歴史的な強気相場であり、そのサイクルがここまで進行すれば、投資家はより神経質になる」と述べた。  

  S&P500種株価指数は前日比0.9%高の2488.83。ダウ工業株30種平均は260.37ドル(1.1%)上げて23138.82ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇した。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時45分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.77%。

  ニューヨーク原油相場は反落。米国株の値下がり再開が材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.61ドル(3.5%)安の1バレル=44.61ドル。ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.31ドル下げて52.16ドル。

  ニューヨーク金スポット相場は半年ぶり高値付近に上昇。米国株が下落し弱気相場入りに近づく中、安全資産としての金の需要が高まった。金スポット相場はニューヨーク時間午後1時59分時点で0.9%高の1オンス=1278.44ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.6%高の1281.10ドル。

  S&P500種は月間ベースでは、このままいけば今回の強気相場の中で最悪のパフォーマンスとなる。四半期では約15%の下げだ。金利上昇やワシントンでの政治混乱、世界の成長に対する懸念などが投資家心理の重しとなっている。

原題:Bear Market Kept at Bay as Stocks Rise From Lows: Markets Wrap(抜粋)
Oil Roller-Coaster Ride Hits Another Drop as U.S. Equities Slide
PRECIOUS: Gold Rises to Near Six-Month High as Equities Sink

(最終段落を追加し、更新します.)
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