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リンゼー元FRB理事:米利上げ減速を-トランプ氏の批判は「騒音」

  • 米金融当局は現実に注目すべきだ、インフレは目標下回る水準
  • 利上げをこれ以上急速に進めることは得策と言えず

リンゼー元米連邦準備制度理事会(FRB)理事は金融当局が利上げペースを減速させる必要があり、金融引き締めに対するトランプ大統領からの批判については「後方の騒音」とみなすべきだと指摘した。

  リンゼー氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、「大統領については後方の騒音と考えるのが最善だ。米金融当局はそのように受け止めるべきであり、現実に注目すべきだ」とコメント。「実際にはインフレが目標を下回る水準にあり、金融市場はここだけでなく世界中でいくらかストレスを受けているため、これ以上急速に進めることはあまり得策とは言えない」と述べた。

米利上げペース減速の必要があると話すリンゼー元FRB理事。

(出典:ブルームバーグ)

  パウエルFRB議長はここ数カ月間、景気過熱の予防を目指した一連の利上げについてトランプ大統領から相次いで批判を受けてきた。失業率が3.7%と1969年以来最低である一方、インフレ率はFRBの2%目標を下回っている。

  1991年から97年にかけてFRB理事を務め、現在はコンサルタント会社リンゼー・グループの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるリンゼー氏は金融政策について、「利上げするのはインフレの場合だけだ。現時点ではインフレは見当たらない」と指摘した。

Undershooting Inflation

原題:Ex-Fed Governor Urges Slower Rate Hikes, Views Trump as ‘Noise’(抜粋)

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