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12月27日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルは下げ縮小、111円を回復-株が下落から急反転

  27日のニューヨーク外国為替市場でドルは下落。終盤に米株式相場がこの日の安値から大きく値を戻し、米国債の利回り曲線がスティープ化するにつれ、ドルは下げ幅を縮小した。朝方は米消費者信頼感が大きく悪化したことが影響し、株式が一時売られたほか、原油価格と米国債利回りが下げた。米政府機関の一部閉鎖は少なくとも週末までには解消されない見通しとなった。

  • ニューヨーク時間午後4時過ぎの時点で、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落
  • ドル・円は0.3%安の111円04銭。一時は0.8%下げた。前日は1%上昇していた
    • ドルは対スイス・フランでも下落。1月以降で最大となる1.2%安となった後、下げ幅を縮小
  • ユーロは上昇し、1ユーロ=1.1440ドル。一時は0.9%高の1.1454ドルを付け、21日および55日移動平均を突破
    • これより先、欧州中央銀行(ECB)は経済成長の継続を予想しながらも、下向きのリスクが拡大しているとの認識を示した
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)のリンゼー元理事はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、トランプ米大統領によるFRB批判は「後ろで聞こえる雑音」にすぎないが、利上げペースは減速させるべきだと発言
  • 12月の米消費者信頼感指数は5カ月ぶり低水準。先週の新規失業保険申請件数と10月のFHFA住宅価格指数はいずれも予想と一致
  • クレディ・アグリコルのストラテジスト、ジェニファー・ハウ氏はリポートで、世界的に株価が最近軟調なことから、月末特有のポートフォリオ調整が「強力なドル買いの広がり」につながる可能性は高いだろうと分析

欧州時間の取引

  世界経済の成長見通しがあらためて懸念される中、ドルは主要10通貨の大半に対して下落した。年末を控えた薄商いの中、ドル指数は0.1%低下。前日の上昇基調が反転した。
原題:Dollar-Yen Pares Decline With UST Yields as U.S. Stocks Bounce(抜粋)
Dollar Heads for Second Weekly Loss as Stocks Drop: Inside G-10(抜粋)
Dollar Pares Two-Day Advance as Treasuries Climb: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が続伸、一時大幅安も終盤に反転

  27日の米株式相場は、ボラティリティーが再び高まる中で上昇。朝方から軟調に推移し、一時大きく下げる場面も見られたが、終盤プラスに転じた。米国債は上昇し、原油は値下がりした。

  • 米国株は続伸、一時軟調も終盤プラスに転じる
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.77%
  • NY原油は反落、米国株が一時軟調に推移
  • NY金は上昇、米国株の一時下落で逃避需要

  この日はS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均ともに終値でプラス。ダウ平均は2時間足らずで800ドル余り戻した。S&P500種は前日の5%高と合わせ、この2日間の上げとしては2015年8月以来最大となった。

  ペイサーETFのショーン・オハラ社長は「きょう、きのう、そしてこの1カ月の動きを説明するのは難しい」とし、「時間的な観点で言えば現在は歴史的な強気相場であり、そのサイクルがここまで進行すれば、投資家はより神経質になる」と述べた。  

  S&P500種株価指数は前日比0.9%高の2488.83。ダウ工業株30種平均は260.37ドル(1.1%)上げて23138.82ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇した。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時45分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.77%。

  ニューヨーク原油相場は反落。米国株の値下がり再開が材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.61ドル(3.5%)安の1バレル=44.61ドル。ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.31ドル下げて52.16ドル。

  ニューヨーク金スポット相場は半年ぶり高値付近に上昇。米国株が下落し弱気相場入りに近づく中、安全資産としての金の需要が高まった。金スポット相場はニューヨーク時間午後1時59分時点で0.9%高の1オンス=1278.44ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.6%高の1281.10ドル。

  S&P500種は月間ベースでは、このままいけば今回の強気相場の中で最悪のパフォーマンスとなる。四半期では約15%の下げだ。金利上昇やワシントンでの政治混乱、世界の成長に対する懸念などが投資家心理の重しとなっている。
原題:Bear Market Kept at Bay as Stocks Rise From Lows: Markets Wrap(抜粋)
Oil Roller-Coaster Ride Hits Another Drop as U.S. Equities Slide
PRECIOUS: Gold Rises to Near Six-Month High as Equities Sink

◎欧州債:イタリアとドイツ債上昇、英国債下落ー株式下げる

  欧州債市場ではイタリア債が上昇、ドイツ債も値上がりした。一方、英国債は売られた。この日の欧州株は売りを浴びた。

  • イタリア債は10年債を中心に上昇。28日には5年、10年債の入札が控えている
    • 10年債利回りのドイツ債とのスプレッドは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して252bp
  • ドイツ債は上昇。中核国債のパフォーマンスは準中核国債を上回った
  • 英国債の利回りはベアスティープ化した
  • ドイツ10年債利回りは3bp下げて0.22%、フランス10年債利回りは変わらず0.70%、イタリア10年債利回りは8bp下げて2.75%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Lead EGB Gains as Equities Fall; End-of-Day Curves(抜粋)

(米国株・国債・商品を更新します.)
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