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「恐怖の熱病」に終止符、急反発はターニングポイントートレーダー

  • バーゲンハンターたちが勢いを持って戻ってきたーオアンダ
  • TOPIXと日経平均株価は27日に4%前後の上昇

米国株の急騰、それに続く日本株の力強い回復を見て、アジアの株式トレーダーの一部はこれが、デッド・キャット・バウンス(マーケットが大きく下げた後、一時的に起こる反発)ではなく本物のターニングポイントだと確信した。

  S&P500種株価指数は26日に5%近く上昇、日本のTOPIXと日経平均株価は27日、4%前後の上昇となった。トレーダーらは米経済の状況は12月の株価急落を正当化しないと指摘。米経済の健全性についての疑念は、記録的なホリデーシーズンの売上高を報告したアマゾン・ドット・コムの9.5%上昇などによって根拠が薄らいだ。

  オアンダのアジア太平洋地域トレーディング責任者、スティーブン・イネス氏は、「われわれが知っているような投資の世界が終焉(しゅうえん)を迎えようとしていると投資家に信じ込ませた恐怖の熱病に、この反発が終止符を打つだろう」と述べた。「恐怖をあおる論調や破滅の予言は、現在の米経済のファンダメンタルズに基づいていない。様子見状態の資金がたっぷりあり、バーゲンハンターたちが勢いを持って戻ってきた。米消費者の購買力を決して過小評価するなという明白な教訓だ」と語った。

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  三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストも反発についてポジティブにとらえ、買いが2、3週間は続くのではないかとの見方を示した。米中貿易協議の行方が焦点だとも指摘した。また、野村ホールディングスの日本除くアジアの株式調査責任者ジム・マカファティー氏は「急反発は、短期的な株式市場の動きの大半が根拠のないものだったらしいことを示した」と述べた。

原題:Traders See End to ‘Feverish Fear-Mongering’ After Stocks Surge(抜粋)

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