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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ゾンビが生き返ったのか、死にゆく強気相場の最後の輝きか

  • S&P500種は5%上昇、ダウ平均は1086ドル値上がり
  • 「買いに入りたいという積み上がった欲求がある」ーコリアー氏
The New York Stock Exchange (NYSE) stands in New York, U.S., on Wednesday, April 25, 2018. Amazon.com Inc. and Google parent Alphabet Inc. won't trade for the rest of the day at the New York Stock Exchange, which is not a scary prospect because they're listed by Nasdaq Inc. and seem to be trading just fine there and on other markets.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

何週間にもわたる株価下落で強気相場は死んだものと見なされていた。しかし最後の瞬間に、死は回避された。

  2018年12月26日に実際、死が回避されたのかどうか、誰にも分からない。しかし、そのようなシナリオは、1998年と2011年の2回にわたり起こっている。従って、米国株の26日の急騰について既に懐疑的な見方は出ているものの、必ずしも死体がけいれんしただけとは限らない。

  アドバイザーズ・アセット・マネジメントのスコット・コリアー会長兼最高経営責任者(CEO)は、「これが軟調局面を抜けたという明確なシグナルであるかどうかはわからないが、幾つかの良い機会はある」と述べた。 「多くのセンチメント指標が最低を更新している。売りを余儀なくされた市場に、買いに入りたいという積み上がった欲求がある」と分析した。

  26日のS&P500種株価指数は5%上昇。ダウ工業株30種平均は1086ドル値上がり。ナスダック100種は2009年以来の大幅上昇となった。

S&P posts strongest rally since 2009 after coming within 2 points of bear market

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)クリス・ザカレリ氏は、米国株が弱気相場入りに迫ったことについて、「20%下落して不況に陥ったこともあるが、今回は今のところ、リセッションが差し迫ってはいないし20%安は理不尽だと市場が気づいた例だ」と述べた。

  一方で、ロイトホルト・ウィーデン・キャピタル・マネジメントのCIO、ダグ・ラムジー氏は、「弱気相場は常に、意地の悪い上昇局面を提供してきた」とし、 「弱気市場の中での反発は実際より良いように見えるものだ。1日に3〜4%の上昇はあるだろう。これは弱気相場の中で珍しいことではない」と話す。

  また、ロバート・W・ベアードの株式セールス・トレーダー、マイケル・アントネッリ氏は26日の動きについて「これは通常、強気相場の中で見られるような値動きではない」と指摘した。

S&P 500 rallied just before its fall reached 20 percent in 2011
Nasdaq 100 posts best day since 2009

原題:Back From Dead or Dying Gasp? Giant Rally Gets Bull Blood Racing(抜粋)

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