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エクソン株、レーガン政権が始まった81年以来で最悪の年か

  • 年初来で22%下落し、このままいけば81年以降で最大の下げとなる
  • エクソンが事業再編を進める中で投資家は還元を求めている

時価総額が世界の石油会社で最も大きい米エクソンモービルの株価にとって、今年はレーガン元大統領が就任した1981年以来で最悪の年となりそうだ。2019年も状況はそれほど良くならない可能性があり、覚悟が必要だ。

  エクソン株は今年に入り22%下落し、このままいけば米経済がリセッション(景気後退)に陥り、20年間にわたる原油供給過剰が始まりつつあった81年以降で最大の下げとなる。同社は歴史的な事業再編を推進し、南米の石油と、モザンビークおよびパプアニューギニアの天然ガス関連の2000億ドル(約22兆円)規模の投資に動いている。

  エクソンは米国で最も健全なバランスシートを持つ企業の1つであり、再編資金を賄えるかどうかが懸念されているわけではなく、投資家のために何ができるかが問われている。ただ、原油価格が低迷する現状では「あまりない」と答えるしかないかもしれない。

  エクソンが新たな原油供給源の一つとして開発を目指すガイアナ沖で、同社の探査船が隣国ベネズエラの海軍の妨害に遭い、作業を停止せざるを得なくなった。ニューヨーク原油相場は10月3日に1バレル=76.41ドルの高値を付けて以降、40%余り下落している。

  アダムス・エクスプレスでエクソン株など26億ドル相当の資産を運用するマーク・ストークル氏は、ライバルが成長を抑制し、自社株買いを行う状況で、エクソンが「標的」になっていると指摘した。

Exxon's production has declined year-on-year in 9 of past 10 quarters

原題:Exxon in ‘Bull’s-Eye’ as Worst Year Since Reagan Nears End (1)(抜粋)

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