コンテンツにスキップする

米国株に割安感、トランプ大統領が言う「買いの好機」なのか

  • S&P500バリュエーション、PERでは13年以降で最も魅力的
  • 低くなったバリュエーションだけで買いの理由にならないとの指摘も
Trading On The Floor Of The NYSE Following FOMC Rate Decision
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE Following FOMC Rate Decision
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株にとって戦後3番目に悪い月が意味するのは、株価水準が非常に割安だということだ。

U.S. valuations now look less elevated relative to peers

  ブルームバーグの集計データによれば、S&P500種株価指数の株価収益率(PER)で測ると米国株のバリュエーションは24日時点で、2013年以降で最も魅力的だ。今後1年に見込まれる利益に基づくとPERは13倍を若干上回る程度。クリスマスの祝日で25日は休場だった米株式市場では、主要株価指数が26日に軒並み急反発した。

  

(情報源:ブルームバーグ)

  IGアジアの市場ストラテジスト、ジンイ・パン氏(シンガポール在勤)は「17年に米株価指数のバリュエーションが伸びきっていたことと比べると、現在の水準は確かにより魅力的に見える」と指摘した上で、「そうは言っても、今年のピークまで市場は高水準のバリュエーションを許容し潜在的な成長に焦点を絞ってきた。今の低くなったバリュエーションだけでは買いの理由にならない」と述べた。  

U.S. stocks start trading Wednesday at cheapest since 2013

  クリスマスをホワイトハウスで過ごしたトランプ米大統領はもっと断定的だ。大統領は25日、「米国には世界でも有数の優れた企業があり、こうした企業は非常によくやっている」と記者団に述べ、「米企業は記録的とも言える数字をたたき出している。従って私は今がとてつもない買いの好機だと思う。まさに素晴らしい買いの好機だ」と主張していた。

Bank stocks have been hammered by curve flattening
Some sectors are cheaper than others after recent rout

原題:With Trump Preaching Buy the Dip, Stocks Look Cheapest in Years(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE