コンテンツにスキップする

米政府代表団が1月に貿易協議のため中国訪問

更新日時
  • 協議は米中首脳がアルゼンチンで「休戦」に合意して以来初めて
  • 2000億ドル相当の中国製品に対する関税引き上げは3月まで延期
File: Trump To Meet Putin In Helsinki
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
File: Trump To Meet Putin In Helsinki
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米政府代表団は来年1月7日からの週に中国当局者との貿易協議のため同国を訪問する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  同関係者によると、ゲリッシュ米通商代表部(USTR)次席代表が代表団のトップを務め、マルパス財務次官(国際問題担当)も参加する。USTRと財務省にコメントを求めたが、回答していない。

  1月の協議は、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今月アルゼンチンで貿易戦争の一時休戦で一致して以来初めて米中双方が直接会って議論する場となる。ムニューシン米財務長官は先週、米中担当者らが電話で話し合いを行っていることを明らかにしていた。

  こうした動きは米中双方が通商対立の緩和に向けて前進している新たな兆候だ。中国側は今週、700品目余りで輸入関税引き下げを来年1月1日から実施すると発表していた。

  米株式市場では1月の米中貿易協議のニュースを受けて上げ幅を拡大。米東部時間26日午後4時(日本時間27日午前6時)時点で、S&P500種株価指数は4.96%高となった。

  トランプ大統領は、中国から輸入する年間2000億ドル(約22兆円)相当の製品に対する関税引き上げ計画について、協議を行う間は保留にすることに同意していた。アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の中国専門家、デレク・シザーズ氏によると、USTRが米政府代表団を来月率いることは前向きな展開だが、双方はトランプ政権が目指すような大規模な進展を遂げる軌道にはない。同氏は休戦期間である「90日間の前半に閣僚級会談が行われなければ、中国側に基本的な変化を期待することは不可能だ」と述べた。

  大統領はアルゼンチンから帰国後、ライトハイザーUSTR代表が対中協議を統括すると述べていた。ライトハイザー代表は来月の米政府代表団による中国訪問には参加しない予定。同代表は今月9日、米中両国が90日間を超えて交渉する余裕はないとし、来年3月1日がトランプ大統領が支持する「厳格な期限」だと述べていた。

原題:U.S. Team Said to Visit China for Trade Talks Early January (1)(抜粋)

(市場の反応やアナリストのコメントを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE