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きょうの国内市況(12月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株は約2年ぶり大幅高、米政治や景気不安和らぐ-上昇銘柄2100超

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  東京株式相場は大幅続伸し、TOPIXと日経平均株価の上昇率は2016年11月10日以来の大きさとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)議長ポストを巡る不透明感や米景気懸念が払しょくされ、東証1部の値上がり銘柄数が2100を超えてほぼ全面高。

  • TOPIXの終値は前日比70.16ポイント(4.9%)高の1501.63
  • 日経平均株価は同750円56銭(3.9%)高の2万0077円62銭-3日ぶりに2万円回復

  アイザワ証券の清水三津雄日本株ストラテジストは「パウエル議長が継続することでひとまず金融市場は安定を取り戻しそう。年末商戦の好調で米国景気はまだ堅調なことが確認された」とし、「株式相場の下落要因だった景気鈍化とトランプ米政権運営の不安感がともに薄らいだ」と語った。

  • 業種別指数の値上がり率上位は石油・石炭製品、精密機器、卸売、化学、陸運
  • 東証1部値上がり銘柄数は2112、値下がりは11

●債券下落、株価急伸・円安受け-需給逼迫観測で下げ幅限定的

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  債券相場は下落。ダウ工業株30種平均が過去最大の上げ幅を記録するなど、大幅な株高と原油高・円安が進んだ米国市場の流れを受けて売りが先行した。ただ、需給の引き締まり観測が根強く、下げ幅を限定的にした。

  • 長期国債先物3月物は前日比6銭安の152円33銭で終了。寄り付き直後に152円13銭まで下げたが、午後には152円35銭まで下げ渋る場面も
  • 新発10年物352回債利回りは日本相互証券の前日午後3時の参照値と同じ0.02%。新発20年債利回りは3bp高い0.54%で始まるも、取引が進むにつれて0.515%まで戻す

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 米国市場の株高・債券安を背景に国債買い入れオペで売りが殺到するとの懸念もあったが、強めの結果と先物の下げ幅縮小で円債相場は底堅い印象
  • クリスマス休暇明けの海外勢の復帰が鈍いもようで、夕方に来月のオペ運営方針の公表も控えており、相場は閑散
  • これまでの相場上昇をけん引してきた海外勢が売りに回る様子はみられていない

●ドル・円下落、株価上昇も先行きに慎重な見方ー111円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米国株急騰を受けて日本株も上昇して始まったものの、株反発の持続性に対して慎重な見方が重しとなった。前日は株高を受けて上昇、一時3日ぶり高値となる111円41銭を付けていた。 

  • 午後3時7現在、ドル・円は前日比0.2%安の1ドル=111円17銭。111円37銭を高値に一時110円85銭まで下落
  • 円は主要16通貨に対してほぼ全面高。NZドル・円相場は一時前日比0.6%安、豪ドル・円は同0.6%安

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • ドル・円はすでに前日の上昇で日本株の上昇も織り込まれており、株の戻り余地が不透明な中で上値は重い。今の状況であれば110円から112円のレンジになりやすい
  • 株は月末のアロケーションで戻り余地はあるかもしれないが、本格的な戻りかどうかは1月4日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言をみるまでは判断しづらい
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