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中国市場でバリュー投資が有効、運用成績トップの株式ファンドが証明

  • 交通銀行シュローダーのファンド、5年間リターンはプラス159%
  • 運用者はテクノロジーや消費・ヘルスケアサービス関連株を選好
Beijing, China.

Beijing, China.

Photographer: Nelson Ching / Bloomberg

Beijing, China.

Photographer: Nelson Ching / Bloomberg

世界の株式市場でパフォーマンスが最低レベルとなっている中国市場で、バリュー投資が有益な戦略であることが判明しつつある。「勢い」に注目して投資するモメンタム投資が同市場に荒い値動きをもたらしていた。

  中国オンショア市場で割安株への投資に重点を置く交通銀行シュローダー・アルファ・コア・ミックスト・ファンド(運用資産4億4200万ドル=約488億円)の5年間のリターンはプラス159%。これは上海、深圳両証券取引所の人民元建てA株で構成されるCSI300指数の3倍以上。ブルームバーグがまとめたデータによると、何帥氏が運用する同ファンドは、類似する他の全てのオンショアファンドをこの期間の運用成績で上回っている。

China's top fund has outperformed the broader market over five years

  何氏は独自の調査を通じて持続可能な事業の伸びと収益モデルを備えた企業を探している。情報や調査対象が限られているため、多くの銘柄が投資家のレーダーから漏れていると同氏は指摘。ただ、市場の規則を理由に具体的な銘柄に関するコメントは控えた。

  ブルームバーグの集計データによれば、何氏のファンドの銘柄トップ10は9月30日時点で年初来上昇率が平均7%。全体の半分近いウエートを占める10銘柄のうち半数については、ブルームバーグの調査対象となる海外アナリストのカバレッジがない。何氏はボトムアップ分析に焦点を絞る一方、需要の持続可能性などを理由にテクノロジーや消費・ヘルスケアサービス関連株を選好している。

原題:Top Fund Proves Value Investing Works in China With 159% Return(抜粋)

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