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浅川財務官:市場オーバーシュート気味、必要なら対策-3者会合

更新日時
  • 実体経済回復のトレンドに変わりはない-浅川財務官
  • 米政治不安を背景にした世界的株安受け、日本市場で株安・円高進行

財務省、金融庁、日本銀行の幹部は25日夜、財務省内で国際金融資本市場の動向について意見交換した。財務省の浅川雅嗣財務官は会合後記者団に、市場の反応はオーバーシュート気味だとしながらも、今後ボラティリティがさらに高まれば「必要な措置取る」と語った。

  米国の政治不安を懸念した世界的な株安を受けて、足元では株安・円高が続いている。この日の会合には財務省の浅川財務官のほか、金融庁の遠藤俊英長官、日銀の前田栄治理事らが出席した。3者会合は20日にも開かれたばかり。

  浅川財務官は今週に入っても株安が継続し、為替市場にも多少のボラティリティの高まりが見られたことを受けた臨時の会合と説明。さらに「市場には過度の警戒感が見られたが、実体経済回復のトレンドには変わりはない」と指摘した上で、「市場の動きを緊張感を持って注視していく」との意向を示した。

  25日の東京株式市場では、日経平均株価が1000円超下落し、2017年9月以来1年3カ月ぶりに2万円台の大台を割り込んだ。ドル・円相場はリスク回避の円買いが優勢となり、一時1ドル=110円ちょうどまで下落し、8月以来のドル安・円高水準を付けた。

(浅川財務官のコメントを追加して更新しました.)
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