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サウジがさらなる銀行再編を検討、英銀2行の部門合併受け

  • ナショナル・コマーシャル銀はリヤド銀との合併協議を開始
  • サウジ・フランス銀やアルラジ銀なども合併の可能性を検討と関係者
Property And Leisure In Saudia Arabia's Eastern City
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
Property And Leisure In Saudia Arabia's Eastern City
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

サウジアラビアは国内金融サービス業のてこ入れに向け、さらなる合併の可能性を模索していると事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。英銀HSBCホールディングス傘下のサウジ・ブリティッシュ銀行(SABB)は10月、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が一部出資するアルアウワル銀行を取得することで合意したと発表していた。

  協議が部外秘であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、大手銀行数行に出資する同国の主要政府系ファンド(SWF)はどの銀行を統合すれば規模と競争力を高めることができるか検討している。政府管理外の銀行間合併の可能性について、当局も好意的な見方を示す公算が大きい。

  サウジ最大の銀行であるナショナル・コマーシャル銀行はブルームバーグの報道直後に、リヤド銀行との合併協議を開始したと発表。ブルームバーグの集計データによれば、合意に至れば1820億ドル(約20兆円)の資産規模を持つ銀行が誕生する。

  関係者によれば、アルワリード王子率いる投資会社キングダム・ホールディングが筆頭株主のサウジ・フランス銀行のほか、アルラジ銀行やサンバ・ファイナンシャルなど他の銀行も合併の可能性を検討している。ただ、統合に関する協議は初期の段階で、合意に至らない可能性もあるという。

  アルラジ銀のコメントは得られていない。サウジ・フランス銀では誰も取材要請に応じず、サンバもコメントしなかった。

原題:Saudi Said to Weigh More Bank Mergers as NCB Announces Talks(抜粋)

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