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12月24日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落、米政府機関閉鎖の中で円やフランが上昇

  24日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。休日を控え、市場では米政府機関一部閉鎖の継続や米国株式の下落、ムニューシン財務長官が市場の流動性を巡り金融市場を安心させようとする動きを見極めようとしている。

  ドルは主要通貨の大半に対して下落し、円とスイス・フランに対して最も大きく下げた。ムニューシン長官は24日、米金融当局と電話協議を行い、金融市場に異常な動きは見られないとの報告を受けた。事情に詳しい関係者が明らかにした。週末には米銀大手6行トップに相次いで電話し、各行の流動性状況などを確認した。3日目に入った一部政府機関の閉鎖を巡っては、米行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長が「閉鎖が28日以降も続き年明けの新議会まで持ち越しとなる可能性が高い」と発言している。

  こうした中、トランプ大統領は再び連邦準備制度理事会(FRB)を攻撃。「米国経済が抱える唯一の問題はFRBだ」などとツイートした。S&P500種株価指数は大幅安となり、2017年4月以来の安値となった。

  ドルは対円で一時、4カ月ぶりの安値となる110円27銭をつけた。200日移動平均線を下回り、7営業日続落となった。

  ニューヨーク時間午後3時18分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落。ドルは対円では0.7%の下げで1ドル=110円44銭。ユーロはドルに対して0.2%高の1ユーロ=1.1398ドル。

欧州時間の取引

  ドルは薄商いの中、FRBの独立性や米政府機関一部閉鎖の継続を巡る懸念の中、大半の主要通貨に対して下落した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は先週の下落の流れを引き継ぎ、逃避需要を受けた円が7営業日続伸となった。
原題:Dollar Falls, Havens Rise Amid Strife in Washington: Inside G-10(抜粋)
Dollar Buffeted by Government Shutdown, Fed Concern: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が大幅安、ワシントンの混乱を嫌気

  24日の米株式相場は大きく下落し、S&P500種株価指数は2017年4月以来の安値となった。ワシントンの混乱が嫌気された。同指数は弱気相場入り目前となっている。

  • 米国株は大幅安、S&P500種は弱気相場入り目前
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.74%
  • NY原油は大幅安、世界経済減速やワシントンでの混乱を懸念
  • NY金は上昇、米政府閉鎖や世界経済巡る懸念で逃避需要

  S&P500種は4営業日続落。9月に付けた最高値からの下落率は19.8%超で、このままいけば月間ベースでは2008年以来で最悪の下落率となる。この日の売買高は30日平均を41%上回った。クリスマスの祝日を翌日に控え、米株式市場は米東部時間午後1時までの短縮取引だった。

  S&P500種株価指数は前日比2.7%安の2351.10。ダウ工業株30種平均は653.17ドル(2.9%)下落し21792.20ドル。ナスダック総合指数は2.2%安だった。ニューヨーク時間午後1時59分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.74%。米国債市場はこの日、午後2時までの短縮取引。

  ニューヨーク原油相場は急落し、1年半ぶり安値。石油輸出国機構(OPEC)が減産延長や減産幅の拡大を示唆したものの、世界経済の減速やワシントンの混乱が懸念され大きく売られた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は3.06ドル(6.7%)下げて1バレル=42.53ドル。ロンドンICEの北海ブレント2月限は3.35ドル下落し50.47ドル。

  ニューヨーク金先物は上昇。終値ベースで半年ぶり高値となった。株価下落や一部の米政府機関閉鎖、世界経済を巡る懸念で逃避需要が強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.1%高の1オンス=1271.80ドル。

  市場では、議会での対立が緩和され信頼感が強まるとの期待も広がっていたが、実際には混乱が深まった。トランプ大統領はこの日、このところの株価急落の原因は米連邦準備制度理事会(FRB)にあると激しく非難。ブルームバーグは先に、トランプ氏がパウエルFRB議長の解任について議論したと報じていた。

  米金融監督当局のトップらは24日、ムニューシン財務長官が急きょ主宰した大統領作業部会(PWG)の電話協議で、最近株価が急落しているものの、市場に異常な動きは見られないとの認識を示した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  BMOアセット・マネジメントの株式責任者、アーネスト・ラモス氏は「ホワイトハウスからは統制が取れ、市場にプラスとなるようなメッセージが一切出てこなくなってしまった」とし、「全てが政治と関連し、市場は一貫性や統制がほとんどないことを認識しつつある」と述べた。
原題:Stocks Hit 20-Month Low as D.C. Turmoil Weighs: Markets Wrap(抜粋)
Crude Spirals to 18-Month Low Amid Global Economic Concerns
PRECIOUS: Gold Hits 6-Month High as Turmoil Spurs Haven Demand

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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