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米政府機関の一部閉鎖、3日目に突入-再開に向けた緊迫感見られず

米国では24日、一部政府機関の閉鎖が3日目に突入したが、議員はクリスマス休暇に入っており、トランプ大統領が要求するメキシコ国境の壁建設費用を巡る対立を早急に解決しようという緊迫感は見られない。

  過去の政府機関閉鎖時と異なり、議会やホワイトハウスでは再開に向けた迅速な動きは出ていない。トランプ大統領との交渉を担う議会指導者らのオフィスは閉まっているが、大統領はフロリダ州に所有する会員制高級リゾート「マールアラーゴ」滞在をキャンセルし、ホワイトハウスで過ごしている。

  これまでの政府機関閉鎖では議会は危機モードに入り、昼夜を問わず話し合いや戦略会合を続けた。だが今回はそのような動きにはなっていない。上下院で次に採決が実施される可能性があるのは27日だが、民主党によれば共和党との溝は大きく、合意からは程遠い状況にある。合意できない場合、議員の多くは新たな会期が始まる1月3日まで戻ってこない。新会期に入ると、下院は民主党が過半数議席を占める。

  米行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長は「FOXニュース・サンデー」で、「閉鎖が28日以降も続き年明けの新議会まで持ち越しとなる可能性が高い」と語った。

  米下院民主党のトップ、ナンシー・ペロシ議員も22日、民主党議員宛ての書簡で、1月に入り民主党が下院の過半数を握るまで政府機関は再開されない可能性があるとの見方を示した。

  今年これまでの政府機関閉鎖と異なり、今回は閉鎖機関が15の連邦省庁のうち9省庁にとどまる。国防総省や保健福祉省、退役軍人省を含む重要省庁の多くは、既に来年9月までの予算を十分確保している。

原題:Shutdown Enters Third Day With No Urgency to Reopen Government(抜粋)

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