マティス国防長官の退任、2カ月前倒し-見解相違との辞表原因か

  • 1月1日からシャナハン国防副長官が職務を代行
  • マティス氏は大統領との意見相違を挙げる-トランプ氏の評価一変

トランプ米大統領は23日、来年2月末での退任を表明していたマティス国防長官が2カ月前倒しで来年1月1日までに辞任するとツイッターで発表した。来月1日からはシャナハン国防副長官が職務を代行する。

  トランプ政権当局者の1人が匿名を条件に語ったところによると、大統領は当初、マティス長官の仕事ぶりをたたえていたが、米国のリーダーシップや同盟国を巡る大統領との見解の相違を明確にした同長官の辞表に目を通した後、長官に対する見方を変えたという。当局者はマティス氏の公開書簡は不適切だと表現した。

  ポンペオ国務長官が23日午前、マティス氏に今後1週間程度で国防総省での業務を終えるよう要請したと同当局者は明らかにした。

  政権やホワイトハウス当局者によると、シャナハン氏が正式にマティス長官の後任となる可能性があるが、他にも候補が複数人いるという。過激派組織「イスラム国(IS)」掃討を目指す有志連合の調整を担当するマクガーク米大統領特使の辞任も22日発表された。

  シリアとアフガニスタン駐留米軍を巡る大統領の突然の路線変更には党派を問わず批判が出ている。

マティス国防長官(右)とシャナハン国防副長官

撮影:Andrew Harrer / Bloomberg

原題:Trump Ends Mattis Term as Defense Secretary Two Months Early (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE