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NY連銀総裁:利上げの見解はあくまでガイダンス、約束ではない

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、米金融当局は政策金利の設定にあたり金融市場のシグナルに耳を傾けるとし、投資家の不安払しょくに努めた。来年、漸進的な追加利上げをいくらかさらに行うという見通しはガイダンスであり、約束ではないとも強調した。

  ウィリアムズ総裁は21日、CNBCのテレビインタビューで「これはコミットメントでも約束でもなく、われわれが将来そうすることを確信しているという意味では決してない」と述べた。「明るく極めて楽観的な景気認識に基づいた現在の見解がこれだと、実際にわれわれは明言しており、必要に応じてそれを変更する」と話した。

  同総裁の発言を受けて、21日の米株式相場は一時上げ幅を拡大した後、下げに転じた。

  ウィリアムズ総裁は「本当に大事なメッセージは、経済が強いということだ。来年にかけて力強さがみられるのはそのためだ。2019年は健全な経済を見込んでいる。それがわれわれのベースラインの期待だ」と発言。「しかし、市場の動向には非常に注意して耳を傾けている」と続けた。

The Fed's December Dot Plot

  ウィリアムズ総裁は19日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)の金利予測を支持するとして、来年に「2回程度の利上げ」をするのは、「実に強い経済が見込まれるという状況に照らせば理にかなう」と述べた。また、堅調な見通しを踏まえ、当局がバランスシート縮小を再考する必要はまだないと示唆する一方、状況の変化に応じて当局は柔軟に対応すると強調した。

  「今回はバランスシートの正常化について、変更を決定しなかったが、前にも述べたように、われわれは先入観を持たずに新年を迎える」と発言。「現時点では、バランスシート正常化に変更を加える必要はない」と話した。

原題:Williams Says Fed Rate-Hike View Is Guidance, Not Commitment (1)(抜粋)

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