マザーズIPO、初日売り気配など低調-ソフトバンク影響の声

更新日時
  • 4銘柄がマザーズ登場、売り気配値付かずや初値後ストップ安
  • ソフトバンクの株価下落でIPOのイメージ悪化-ピクテ投信

東京証券取引所マザーズに21日新規上場した4銘柄のうち、1銘柄は売り気配を下限まで切り下げても売買が成立せずに終了。1銘柄は初値が公開価格を割り込み、その後一時ストップ安を付けた。

  • ポートは公開価格1480円に対し、きょうの下限1110円売り気配のまま初日終了
  • 自律制御システム研究所は公開価格3400円、初値は17%安の2830円、その後は2330円とストップ安を付けた、終値は2623円
  • テノ.ホールディングスは公開価格1920円、初値は25%高の2400円、その後は一時1934円とストップ安目前、終値は2150円
  • EduLabは公開価格3200円、初値は2.2%高の3270円、終値は3730円

  IPOでは、19日に資金調達額が約2兆6500億円と過去最大で東証1部に上場したソフトバンクが公開価格を割り込んでデビュー。その後も公開価格を回復することなく、個人投資家は損失を抱えた。株式相場全体も、21日に日経平均株価が2万円割れ目前になるなど今週は大幅に下落、信用取引で保有する銘柄に追証が発生して追い打ちをかけ、買い余力が鈍っている。特に新興市場の下げがきつく、マザーズ指数は一時前週末比16%安となった。

ソフトバンクの初日取引についてはこちらをご覧ください

  ピクテ投信投資顧問の糸島孝俊ストラテジストは「ソフトバンクに資金が大きく入ったものの、19日に上場して株価が下落、IPOに対するイメージが悪くなった」と話した。さらに日米とも株式相場が大きく下げて「株式投資に対するリスクが高まっており、新規資金が入りにくく、IPOにも及び腰になっている」と指摘した。 

(株価動向を終値ベースに更新します.)
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