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ジャンク債の売り加速、大規模ETFから約2時間に1000億円超が流出

  • ブラックロックのHYG、2件の大口取引で6億7000万ドル強流出
  • ステート・ストリートのJNKにも2億6700万ドルの売り
Investors Raise Their Short Bets Against S&P 500 ETF
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Investors Raise Their Short Bets Against S&P 500 ETF
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ジャンク(投機的格付け)債の上場投資信託(ETF)から手を引こうとしている投資家が、少なくとも1人いる。

  ニューヨーク時間20日午前11時21分、1人のトレーダーがiシェアーズiBoxx高利回り社債ETF(HYG)3億2200万ドル(約360億円)相当を売った。その約5分後に、今度はSPDRブルームバーグ・バークレイズ高利回り債ETF(JNK)2億6700万ドル相当が売られた。さらに、午後1時39分にはHYG3億5000万ドル相当が売られた。

  クレジット市場での圧力が高まり続ける中、ジャンク債は資金を置いておきたい場所ではないと、クレディ・スイス・グループのETFマーケットメーク米州責任者のジョッシュ・ルークマン氏は述べた。

  同氏は「今は高利回り債ETFに対する『ビッド・ウォンテッド』の状態だ」と指摘。「HYGのオプションも非常に活発に取引されている。取引高は1日当たり平均の4倍で、プットとコールの割合は15対1だ」と語った。HYGは5営業日続落で、20日は1.3%下落し2016年2月以来の安値を付けた。

  「ビッド・ウォンテッド」は売り手ができるだけ早くポジションを解消することを適正価格よりも優先する状況だと、ルークマン氏が説明した。

Funds tracking junk bonds sink in December

Throwing Out Junk

Investors bail on junk bond ETFs in first year of outflows on record

Source: Bloomberg data through Dec. 19

原題:Investor Dumps Biggest Junk Bond ETFs as Market Sell-Off Deepens(抜粋)

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