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英中銀、政策金利据え置き-EU離脱巡る不透明高まったと認識

  • インフレ率は来年1月にも目標の2%を下回る見通し
  • 成長見通しは前回予測を示した11月時点に比べ弱まった

イングランド銀行(英中央銀行)は20日、政策金利据え置きを発表した。欧州連合(EU)離脱を巡る不透明が高まっているとの認識を示した。

  カーニー総裁率いる金融政策委員会(MPC)は全会一致で政策金利を0.75%に据え置くことを決めた。ブルームバーグの調査に答えたエコノミスト61人中60人が予想した通りだった。

  会合の議事要旨によると、MPCは「経済全体の見通しは引き続きEU離脱の性質に大きく左右される」とした上で、「EU離脱がどのような形を取るにせよ、それに対する金融政策の対応は自動的なものではなく、いずれの方向もあり得る」との意向を示した。

  中銀は、原油価格の下落を受けてインフレ率は来年1月にも目標の2%を下回るとの見通しを示した。しかしながら、予想より力強い賃金の伸びと生産性向上の弱さは基調的インフレ圧力が高まっていることを示唆していると指摘した。

  経済見通しは前回予測を示した11月時点に比べ弱まったとし、10-12月(第4四半期)成長率は0.2%、来年1-3月(第1四半期)も同水準と予想した。

  中銀は11月に、EU離脱がスムーズならば向こう数年にわたりインフレ抑制のため限定的かつ緩やかな利上げが必要になるとの見通しを示していたが、その後の政治的混乱でこの判断には疑問符が付いた。

  中銀はこの日、現行の金融政策姿勢は現時点で「適切」だが、短期的に英国の経済指標には通常以上の変動が見込まれるとコメントした。

Slow Going

Investors aren't pricing in any BOE rate hikes for 2019

Source: Bloomberg

原題:BOE Keeps Interest Rate on Hold as Brexit Uncertainty Rises(抜粋)

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