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米銀BofA、バンカーに対する手綱緩める-「慎重になり過ぎた」

  • 米国内の中規模顧客のM&A案件でいくらかシェアを失ったとCEO
  • 失うべきではなかった。チームはそれに気付き、奪回を図っている

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は投資銀行部門のバンカーに対する手綱を緩めている。

  リスク圧縮の方針が市場シェア低下につながった同行は、シェア回復に向け米国で中規模の案件を発掘するためバンカーを各地に送り出しており、資本市場を巡る専門能力を強化するため積極的に採用していると、ブライアン・モイニハン会長兼最高経営責任者(CEO)が19日明らかにした。

  

Closing Day Of The World Economic Forum (WEF) 2018

ブライアン・モイニハンCEO

フォトグラファー:Simon Dawson / Bloomberg

  同CEOはニューヨークでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「われわれはちょっと慎重になり過ぎた」と述べた。「米国内の中規模顧客のM&A(企業の合併・買収)案件でいくらかシェアを失った。失うべきではなかった。チームはそれに気付き、奪回を図っている」という。

  投資銀行部門の手数料収入は7-9月(第3四半期)に18%減った。助言業務とレバレッジドファイナンス関連の減少が主因だった。2018年1-6月にはシニアレべルの人材流出があった。退社した行員の一部はリスク意欲の低さに不満を募らせ、転職すれば報酬が上がると考えたと事情に詳しい関係者が話していた。

  モイニハンCEOはまた、今年終盤に広がった金融市場のボラティリティーによってトレーディング事業が大きな恩恵を受ける可能性は低いとも語った。

Source: Bloomberg)

原題:BofA CEO Feels His Bankers’ Pain: ‘We Got a Little Too Careful’(抜粋)

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