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ソフトバンク株が荒い値動き、小幅反発して取引を終了

更新日時
  • 取引開始直後は8.3%安まで売られる-通信障害や華為問題
  • 株価安定後「高配当銘柄」として定着も-ミョウジョウ菊池氏
SoftBank's Blockbuster IPO Said to Hit Retail Sales Target
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
SoftBank's Blockbuster IPO Said to Hit Retail Sales Target
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンク株は荒い値動きとなった後、小幅ながら反発した。
 
  株価は朝方、前日比8.3%安の1176円まで下落したが、売り一巡後は買いが優勢となり一時2.1%高の1309円まで上昇。その後は、前日終値近辺でのもみ合いとなった。終値は1.1%高の1296円。売買代金は東証1部で1位。上場した19日は公開価格比15%安の1282円と安値引けしていた。

  ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は株価の適正水準について、1300円ぐらいではないかと指摘。1週間ほどで株価が安定した後は、NTTドコモやKDDIの同業他社と同様、「基本的には高配当銘柄という位置づけで上がりも下がりもしない。そういう動きを想定している」と述べた。

  宮内謙社長は19日の新規上場後の会見で、6日に発生した通信障害の影響で携帯電話の解約が1万ー2万件あったことを明らかにした。

  また、宮川潤一副社長は会見で、基地局の一部で使用している中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジー)製品の置き換えによる影響額について、「最悪の話で行くと1000億円ぐらいになる」と述べた。華為排除の動きが世界的に広がる中、日本政府の方針に従うとした。

  需要に応じて追加するオーバーアロットメントを含む売り出し株数で算出した調達額は2兆6500億円と1987年のNTTを抜き、過去最大だった。DZHフィナンシャルリサーチによれば、今年の日本のREIT(不動産投資信託)を含む上場は86社で初値が公開価格を下回ったのはソフトバンクで12社目。

  ソフトバンクGは、2006年におよそ2兆円を投じ英ボーダフォン・グループから日本法人を買収、国内の携帯電話事業に参入した。上場により、10年余りを経て、資金回収した格好だ。上場は世界規模で投資を進める親会社と通信事業の役割や価値を明確に分けるという狙いもある。

(株価を更新しました.)
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