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欧州委員会、合意なし英離脱に備える緊急対応策を公表

  • 離脱後も1年間、域内銀行が英デリバティブ清算機関利用を容認
  • 英国発の旅客機の飛行・着陸を認めるが制限設ける
Border Force At Work At UK Ports
Photographer: Matt Cardy/Getty Images Europe
Border Force At Work At UK Ports
Photographer: Matt Cardy/Getty Images Europe

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会は19日、英国がEUとの合意なしで離脱した場合に備える緊急対応策をまとめた案を公表、「これらの措置をきょう採択することが極めて重要であり、急を要する」と表明した。

  同案には14の政策しか含まれていない。欧州当局者らはこの緊急対応策の内容は非常に限定的であるため、実際に合意に至らずに離脱する場合は混乱は避けられないと述べている。

  欧州委は緊急対応策の1つとして、離脱後も1年間、域内銀行が英国のデリバティブ(金融派生商品)清算機関を利用することを容認する。また銀行がデリバティブの店頭取引を英国から欧州大陸に移転しやすくする計画も発表した。

  航空分野に関しては、英国発の旅客機の飛行・着陸を認める措置を講じる。ただ、EU加盟国を結ぶ路線の就航はできないなどの制限が課される。

  この日、ラッド英雇用・年金相はITVとのインタビューで、英議会が離脱案を承認しなかった場合、再度の国民投票実施を主張することは妥当との見解を示した。

原題:Rudd Sees ‘Plausible’ Case for Second Referendum: Brexit Update(抜粋)

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