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【NY外為】円急伸、一時110円台後半-米政府機関閉鎖の可能性で

更新日時

20日のニューヨーク外国為替市場では円が急伸。一時は1ドル=110円台まで円高が進んだ。米上院が可決した暫定予算案にトランプ大統領は署名しない意向だと伝わったことで、一部米政府機関が閉鎖されるとの懸念が広がった。

  ライアン米下院議長は、今週末の政府機関閉鎖を回避するために上院が19日遅くに可決し下院に送付された暫定予算案について、トランプ大統領が要求する国境警備の予算が盛り込まれておらず、同大統領が署名しない意向だと述べた。

  円は一時、1ドル=110円81銭を付けた。政府機関閉鎖の懸念から米金融市場では株が大きく下落。そうした中でドルも軟調となり、主要10通貨の大半に対して値下がりした。

  ただその後、ダドリー前ニューヨーク連銀総裁がブルームバーグテレビジョンのインタビューで、景気が軟化した場合は金融当局は利上げを休止すると述べたことに反応し、ドルは下げをやや縮めた。

  ニューヨーク時間午後4時28分現在、円は対ドルで前日比1.1%高の1ドル=111円25銭。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%低下。ユーロは対ドルで0.7%上昇し1ユーロ=1.1456ドル。

欧州時間の取引

  ドルは欧州時間も軟調な展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定の消化を市場が続ける中で、ドルに下押し圧力がかかった。主要通貨ではスウェーデン・クローナが上げを主導。同国中央銀行が7年ぶりの利上げを実施したことが手掛かり。
  

原題:Greenback Hovers Near Six-Week Low as Stocks Fall: Inside G-10(抜粋)
Yen Touches 3-Month High as Vols Jump Amid Drop in U.S. Shares
Dollar Resumes Drop as Krona Rallies on Riksbank: Inside G-10

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