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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本株は大幅安、米FOMC利上げで景気懸念-指数は年初来安値

更新日時
  • FOMCは今年4回目の利上げを決定、来年は3回から2回に減少
  • 日銀は金融政策の現状維持、海外勢が午後に売りを出す-松井証
A visitor takes a photograph of screens displaying stock figures at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Monday, Oct. 22, 2018. Asian stocks and U.S. futures erased earlier losses Monday as Chinese shares built on a Friday rally after calls for calm from the country’s top finance officials.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

20日の東京株式相場は大幅に3日続落し、主要株価指数は年初来安値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げなどで景気減速が警戒された。日本銀行は金融政策の現状維持を決定し、午後に下げ足を速めた。電機や機械、情報・通信株中心に売られほぼ全面安。

  • TOPIXの終値は前日比38.99ポイント(2.5%)安の1517.16
  • 日経平均株価は同595円34銭(2.8%)安の2万0392円58銭-下落率はともに10月25日以来の大きさ

  FOMCは19日、今年4回目の利上げを決めた。2019年の利上げ見通しは前回の3回から2回に減少したが、20年にはなお1回の利上げを見込む。米S&P500種株価指数は1.5%下落。日本銀行はきょうの決定会合で金融政策の現状維持を決めた。
FOMCの記事はこちらをご覧ください

  三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、FOMCの利上げ見通しが2回になったものの、「株式市場は1回を織り込んでいた。景気減速が懸念され、下落した米国株に連れて日本株も下げている」との見方を示した。声明で金利を「漸進的にさらに幾分か引き上げる」とされたことに同氏は注目、「前回からは’幾分か’が加わっただけでハト派的にならなかった点がマーケットにとって期待外れだった」と話した。

  正午近くに日銀が金融政策の維持を決定。午後に下げ幅を拡大し、TOPIXは17年4月以来の安値で終了。1月に付けた直近高値から2割以上下落して「弱気相場」入りした。日経平均は17年9月以来の安値に沈んだ。

17年9月以来の安値

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、日銀が金融政策の現状維持を決定し、「ETFの買い入れ増額など追加の緩和策がないことを確認して外国人投資家が売り、午後に一段安となっている」とみていた。また、東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは「先行き警戒による金融機関のヘッジポジション構築や個人の信用取引での追証発生が下げを拡大させた」と話した。  

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