コンテンツにスキップする

フェデックスの見通し下方修正、世界の成長悪化を示唆-モルガンS

米貨物輸送会社フェデックスによる通期予想の「耳障り」な下方修正は、世界の成長減速が来年深まるとの懸念を示唆していると、モルガン・スタンレーのアナリストらが指摘した。

  フェデックスは見通しを引き上げてからわずか3カ月後に下方修正しており、これは貿易関係を巡る米中間の緊張が高まる中で世界経済に対する同社の見方が急変したことを反映している。ただモルガン・スタンレーのアナリスト、ラビ・シャンカー氏は、下方修正の度合いは市場予想より大きかったとリポートで記した。

  シャンカー氏は「世界の成長が減速したことをわれわれは認識しているが、逆風の強さには非常に驚いている。厳しいリセッション(景気後退)期なら見られるかもしれないほどの逆風だ」と指摘。「世界の成長を巡る懸念は来年、改善する前に悪化する可能性が高い。つまり2020年度の1株利益にはむしろ足かせとなる恐れがある」と加えた。

  同氏はまた、航空貨物を手掛けるエクスプレス部門も引き続き重しになりそうだと指摘。フェデックス経営陣は同部門の20年度の見通しや改善に向けた計画を示さなかったと説明した。エクスプレス部門は、欧州の経済環境悪化の打撃を受けている。

原題:FedEx’s ‘Jarring’ View Cut a Sign of Worsening Global Woes (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE