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フェイスブックに新たなプライバシー侵害疑惑、議会の圧力強まる

更新日時
  • ユーザーの友人名、メッセージを他企業に閲覧させていたとNYT
  • プライバシー確保には「議会の介入必要」とワーナー上院議員
A woman checks Facebook on her smartphone
A woman checks Facebook on her smartphone Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg
A woman checks Facebook on her smartphone
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

フェイスブックがこれまでに開示した内容を上回るユーザーの個人情報を、150社以上の企業にアクセスさせていたことが分かったと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。この報道で、同社には議会からあらためて圧力が強まっている。

  NYTの報道によると、フェイスブックはユーザーに同意を求めることなく、事実上全ての友人名をマイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」が入手できるようにしていたほか、スポティファイやネットフリックスにはユーザーのプライベートメッセージを閲覧できるようにしていた。

  上院情報委員会の民主党トップ、マーク・ワーナー議員(バージニア州)は19日、「ここに至っては、ソーシャルメディアのプラットフォーム企業がユーザーのプライバシーや安全を守るという役割を自発的には果たせないことが完全にはっきりした」とし、「議会の介入が必要だ」と主張した。

  プライバシーについて虚偽の発言をした企業幹部の収監を可能にする法案を提案したことがあるロン・ワイデン上院議員(民主、オレゴン州)も同日、フェイスブックの「厚顔無恥」を非難し、このところ明るみに出た事実は同社幹部の公の発言の信頼性を疑わせると指摘した。

  フェイスブックでプライバシー・公共政策担当ディレクターを務めるスティーブ・サッターフィールド氏はNYTに対し、他企業とのパートナーシップがユーザーのプライバシーを侵した事実はなく、データを共有する前に関係者の明確な許可を義務付けた米連邦取引委員会(FTC)との協定にも違反していないと述べた。

  フェイスブックは19日にウェブサイトに掲載した発表文で、ユーザーの許可を得ずに情報へのアクセスを他社に認めたことはないと主張。マイクロソフト広報は「フェイスブックとの関係において、当社は常にユーザーのあらゆる志向を尊重した」と述べた。

フェイスブック株、下落基調続く

原題:Facebook Shares Fall Following Fresh Privacy Breach Allegations(抜粋)

(3、4段落目に議員の反応を入れて更新します.)
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