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銀行向けAIの4パラダイム、評価額10億ドル突破-元華為社員が創業

  • 1億5000万ドル余りの調達で約12億ドルの企業価値がと評価
  • 戴CEOは百度で広告システム構築に関与-華為ではAI部門勤務
A Huawei Technologies Co. logo sits on display as customers browse inside a Media Markt electronic goods store, operated by Ceconomy AG, in Berlin, Germany, on Monday, Dec. 17, 2018. Ceconomy announce full year earnings figures on Dec. 19.
A Huawei Technologies Co. logo sits on display as customers browse inside a Media Markt electronic goods store, operated by Ceconomy AG, in Berlin, Germany, on Monday, Dec. 17, 2018. Ceconomy announce full year earnings figures on Dec. 19. Photographer: Bloomberg/Bloomberg
A Huawei Technologies Co. logo sits on display as customers browse inside a Media Markt electronic goods store, operated by Ceconomy AG, in Berlin, Germany, on Monday, Dec. 17, 2018. Ceconomy announce full year earnings figures on Dec. 19.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

企業価値が10億ドル(約1120億円)を突破したフォース・パラダイムは中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の元社員が3年前に北京で設立した人工知能(AI)のスタートアップ企業だ。
 
  「4パラダイム」として知られる同社は資料で、1億5000万ドル余りの資金調達で約12億ドルの企業価値があるとの評価を受けたと発表。同社の株主と顧客には中国5大銀行のうち4行が含まれるという。国有勢が支配的な37兆ドル規模の銀行業がデジタル時代に移行しつつある中で、AI化業務をアリババ・グループ・ホールディングや螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)などと競い合うほぼ無名の4パラダイムにとっては大きな後押しとなった。

  多くの中国AI企業は消費者向けアプリや顔認識システムの開発を手掛けるが、4パラダイムの事業分野はもっと地味だ。高度な訓練を受けたエンジニアなしで複雑なアルゴリズムの運用ができるソフトウエアツールに取り組んでおり、銀行向けの主要サービスは不正検出や顧客特定、分析を行うツールの提供だ。

  4パラダイムの共同創業者で最高経営責任者(CEO)の戴文淵氏は「われわれの仕事は顧客が集めたデータのプラットフォームを構築すること。全て異なるソースからデータを集めており、それぞれ独自のモデルを生み出す」と述べた。戴氏は中国インターネット検索最大手、百度(バイドゥ)の広告システムの設計に関与し、その後、華為のAI部門に移った。

原題:Huawei Veterans Selling AI to Banks Shape China’s Newest Unicorn(抜粋)

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