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米フェデックス株が大幅下落-海外需要減速の兆しで見通し下方修正

  • 早期退職制度の導入や国際輸送能力の縮小を実施する
  • 先行指標は世界貿易の減速が短期的に進むこと示唆とCFO

米貨物輸送会社フェデックスは18日、海外で需要減速の兆しが見られる中で、利益見通しを下方修正するとともに航空貨物部門の国際輸送能力を縮小する計画を発表した。これを受けて株価は下落した。

  同日の発表資料によると、2019年度(18年6月-19年5月)の調整後1株利益は最大16.60ドルの見込み。これはブルームバーグが集計したアナリスト予想の下限に届かない水準。フェデックスは見通しについて引き上げからちょうど3カ月後に下方修正しており、経済情勢への同社の見方が急変したことが示唆された。

  アラン・グラフ最高財務責任者(CFO)は「世界貿易がここ数カ月に鈍化しており、先行指標は貿易の減速が短期的に進むことを示している」と指摘した。

  フェデックスの軟調な見通しを受け、米中などの貿易摩擦の深刻化に伴い世界経済は下振れしつつあるとの懸念が強まった。需要が同社の見通しを下回る中でフェデックスは早期退職制度の導入や採用抑制、裁量支出の圧縮、航空貨物を手掛けるエクスプレス部門での海外輸送能力縮小を実施する方針を示した。

  同社によると、19年度の調整後1株利益は15.50-16.60ドルの見込み。従来の見通しは17.20 -17.80ドルだった。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は17.37ドル。

  通常取引終了後の時間外取引でフェデックスの株価は一時6.2%安の173.60ドル。18日終値時点で年初からの下落率は26%に達している。

FedEx tumbled after the company cut its profit forecast

原題:FedEx Tumbles With Weaker Outlook Stoking Doubts on Global Trade(抜粋)

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