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12月18日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落-米10年債利回りが8月以来の低水準

  18日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が続落。米10年物国債利回りが8月以来の低水準となったことが材料。ただ、ドル指数は取引後半に下げ幅を縮小した。

  年末を前にしているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を翌日に控えてドルは利益確定売りに押された。トランプ大統領はツイートで、米金融当局が新たな「誤り」を犯さないよう警告し、追加利上げをけん制した。

  米10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.82%と、8月27日以来の低水準。原油安を受け、資源国通貨のカナダ・ドルとノルウェー・クローネはドルに対して下げた。カナダ・ドルは年初来安値を付けた。

  ニューヨーク時間午後4時56分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%の下げ。ドルは対円では0.3%安の1ドル=112円51銭。ユーロはドルに対して0.2%上昇し、1ユーロ=1.1365ドル。カナダ・ドルは対米ドルで0.4%安、ノルウェー・クローネは同1%下落した。

欧州時間の取引

  ブルームバーグのドル指数が下落。世界的な株安と米国債相場上昇(利回り低下)の中、ノルウェー・クローネを除く主要10通貨の全てに対して下げた。
原題:Dollar Trims Loss; Loonie to 2018 Low as Oil Drops: Inside G-10(抜粋)
  Dollar Slides With Treasury Yields, Kiwi Rallies: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:S&P500ほぼ変わらず、原油は46ドル台

  18日の米株式市場では、S&P500種株価指数がほぼ変わらず。日中高値と安値が2%近く開くなど、荒い値動きだった。米国債相場は根強い慎重ムードを背景に続伸。原油は前日に続き大幅安。

· 米国株はS&P500種が横ばい、荒い値動きの末-フェデックス安い
· 米国債は続伸、10年債利回り2.82%に低下
· NY原油は大幅続落、47ドル割り込む-需要見通しに暗雲
· NY金先物は小幅続伸、FOMC控えドルが下落

  翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)政策決定発表に備える動きとなった。利益予想を下方修正したフェデックスは5%近い下げ。消費者関連やハイテクが値上がり率上位となる一方、原油急落を背景にエネルギー株は下落した。ムニューシン米財務長官はブルームバーグとのインタビューで、米中両国は貿易戦争のより幅広い「休戦」を交渉するため来年1月に協議を行う計画だと述べた。

  S&P500種は前日とほぼ変わらずの2546.16。ダウ工業株30種平均は82.66ドル(0.4%)高の23675.64ドル、ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時58分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.82%。

  ニューヨーク原油相場は大幅続落。景気への懸念や原油供給の増加を受け、この3週間余りで最大の下げとなった。中国の習近平国家主席が演説で米国などの圧力に抗する姿勢を示し、経済成長への不安をあおった。米利上げの見通しや、米国株が一時伸び悩んだことも重しとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、3.64ドル(7.3%)安の1バレル=46.24ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は3.35ドル安の56.26ドルで終えた。

  ストラータス・アドバイザーズ(ニューヨーク)の首席石油アナリスト、アシュリー・ピーターセン氏は、「センチメントが悪く、出来高が低いうえ、明るい材料が一つもない」と指摘した。

  ニューヨーク金先物相場は小幅続伸。今年最後のFOMCを前に、ドル指数が続落したのが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1253.60ドルで終えた。

  ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「まだ非常に不安定な相場環境が続いており、それを脱出しつつある兆候はまだ見えない」と指摘。「まだ慎重に構え続ける必要がある」と語った。

  米国債は引けにかけて上げ幅を拡大した。原油相場の急落を背景に米国株先物が日中安値を付けたのが背景。
原題:U.S. Stocks End Day Little Changed as Oil Tumbles: Markets Wrap(抜粋)
USTs Supported Late as Stocks Drop With Oil; Eurodollars Rally
Oil Spirals Below $47 as Dark Clouds Envelop Demand Outlook
PRECIOUS: Gold Climbs as Dollar Slips Ahead of Fed Meeting

◎欧州債:イタリア債上昇、中期債中心に買いードイツ債は上げ幅縮小

  18日の欧州債はイタリア債が上昇。ドイツ債は上げ幅を縮小した。フランス債は19日に発表される2019年の発行予定を控えて上昇した。

  • イタリア債は中期債を中心に上昇。同国株価指標FTSE・MIB指数が下落したものの、欧州の他の主要株価指数ほどは悪くなかった。イタリア10年債利回りのドイツ債に対するスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して269bp
    • ANSA通信が伝えたところによると、イタリアのコンテ首相は欧州委に対し、福祉手当と定年の年齢引き下げに修正を加えることは不可能だと述べた
  • ドイツDAX指数が持ち直すと、ドイツ債は上げ幅を縮小した
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げて0.25%、フランス10年債利回りは2bp下げて0.72%、イタリア10年債利回りは1bp低下の2.95%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Rise, Bunds Trim Gains; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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