【米国株】S&P500ほぼ変わらず、原油46ドル台

更新日時
  • FOMCの政策決定発表に備える慎重地合い、フェデックス急落
  • 10年債利回り2.82%に低下、NY原油は7%余り下落
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

18日の米株式市場では、S&P500種株価指数がほぼ変わらず。日中高値と安値が2%近く開くなど、荒い値動きだった。米国債相場は根強い慎重ムードを背景に続伸。原油は前日に続き大幅安。

· 米国株はS&P500種が横ばい、荒い値動きの末-フェデックス安い
· 米国債は続伸、10年債利回り2.82%に低下
· NY原油は大幅続落、47ドル割り込む-需要見通しに暗雲
· NY金先物は小幅続伸、FOMC控えドルが下落

  翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)政策決定発表に備える動きとなった。利益予想を下方修正したフェデックスは5%近い下げ。消費者関連やハイテクが値上がり率上位となる一方、原油急落を背景にエネルギー株は下落した。ムニューシン米財務長官はブルームバーグとのインタビューで、米中両国は貿易戦争のより幅広い「休戦」を交渉するため来年1月に協議を行う計画だと述べた。

  S&P500種は前日とほぼ変わらずの2546.16。ダウ工業株30種平均は82.66ドル(0.4%)高の23675.64ドル、ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時58分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.82%。

  ニューヨーク原油相場は大幅続落。景気への懸念や原油供給の増加を受け、この3週間余りで最大の下げとなった。中国の習近平国家主席が演説で米国などの圧力に抗する姿勢を示し、経済成長への不安をあおった。米利上げの見通しや、米国株が一時伸び悩んだことも重しとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、3.64ドル(7.3%)安の1バレル=46.24ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は3.35ドル安の56.26ドルで終えた。

  ストラータス・アドバイザーズ(ニューヨーク)の首席石油アナリスト、アシュリー・ピーターセン氏は、「センチメントが悪く、出来高が低いうえ、明るい材料が一つもない」と指摘した。

  ニューヨーク金先物相場は小幅続伸。今年最後のFOMCを前に、ドル指数が続落したのが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1253.60ドルで終えた。

  ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「まだ非常に不安定な相場環境が続いており、それを脱出しつつある兆候はまだ見えない」と指摘。「まだ慎重に構え続ける必要がある」と語った。

  米国債は引けにかけて上げ幅を拡大した。原油相場の急落を背景に米国株先物が日中安値を付けたのが背景。

原題:U.S. Stocks End Day Little Changed as Oil Tumbles: Markets Wrap(抜粋)
USTs Supported Late as Stocks Drop With Oil; Eurodollars Rally
Oil Spirals Below $47 as Dark Clouds Envelop Demand Outlook
PRECIOUS: Gold Climbs as Dollar Slips Ahead of Fed Meeting

(第7段落以降を追加し、更新します.)
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