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シティ、投資失敗のヘッジファンド向け融資で200億円損失も

更新日時
  • 同行は為替プライムブローカレッジ部門の責任者を交代させる
  • ポジション巡りヘッジファンドと協議中と関係者
Citigroup inc. signage is displayed on the Citigroup Center in Los Angeles, California, U.S.
Citigroup inc. signage is displayed on the Citigroup Center in Los Angeles, California, U.S. Photographer: Patrick T. Fallon
Citigroup inc. signage is displayed on the Citigroup Center in Los Angeles, California, U.S.
Photographer: Patrick T. Fallon

米銀シティグループはローンを提供していたアジアのヘッジファンドが為替予想を見誤ったことに伴い、最大1億8000万ドル(約200億円)の損失を計上する可能性がある。この問題は取締役会の協議事項となり、事業再編につながった。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  このファンドとシティグループはポジションやその評価方法について協議中だと、話し合いに詳しい複数の関係者が非公開情報を理由に匿名で語った。状況は流動的で、最終的な損失は取引の巻き戻し次第でこれより小幅にとどまる可能性もある。

  関係者1人によると、今回の件はシティ取締役会の対応事項となった。財務への打撃が予想されることから同行はプライムブローカレッジ部門の再編も手掛けるという。同行の文書によると、為替プライムブローカレッジ部門を通貨トレーディング部門から分離し、プライムファイナンス・証券サービス部門の監督下に置く。

  同行の18日付文書によると、店頭取引決済業務を統括しているクリス・パーキンス氏が為替プライムブローカレッジ部門の責任者に就任する。関係者によれば、同部門を率いてきた社歴20年余りのサンジャイ・マジャカー氏は退社する。同氏とシティ広報のコット・ヘルフマン氏はコメントを控えた。

  今年のヘッジファンド業界はこのまま流れが変わらなければ、2011年以来最悪のパフォーマンスとなる見通し。アジアに集中的に投資するヘッジファンドは特に苦戦している。

原題:Citigroup Is Said to Face $180 Million Loss on Loan to Fund (1)(抜粋)

(更新前の記事で最終段落の日付を訂正済みです.)
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