ルノー、日産取締役会への新メンバー指名の方針譲らず

Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg
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ルノー日産自動車の取締役会に新たなメンバーを指名し、アライアンス内での力を保持する計画を推し進める。ゴーン氏勾留から約1カ月、両社の緊張の高まりを示す動きだ。

  ルノー取締役会のメンバーで、フランス政府による同社株式持ち分の保有機関代表であるマルタン・ビアール氏はBFMビジネスのインタビューで18日、「ルノーは取締役を指名できる権利を行使したいと考えており、それは株主総会で実施されることになるだろう」と述べた。ルノーは日産に43%出資しており、ゴーン氏を含め3人を日産取締役会に送り込んでいる。

  ビアール氏の発言は、ルノーと日産がそれぞれの取締役会内での影響力行使を巡って対立を深めつつあることを浮き彫りにした。ルノーは日産のガバナンス(企業統治)などを話し合うための株主総会開催を日産に求めたが、同社の西川広人社長は17日にこれを拒否した。

日産の西川広人社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  ビアール氏は「これは戦いではない」とし、「ルノーには株主として日産に対する権利がある」と発言。必要ならば日産取締役会からゴーン氏を排除し、別の人物に差し替えるためにその権利を行使すると述べた。

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Source: Bloomberg

原題:Renault Digs In on Plan to Name Board Member at Partner Nissan(抜粋)

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