コンテンツにスキップする

ドイツ、来年の国債発行総額は前年比15%増-バッドバンク借り換えで

ドイツ政府は来年の国債発行総額を約15%増の1990億ユーロ(約25兆4600億円)とする計画だ。金融危機のさなかに設立したバッドバンク(不良債権の受け皿機関)の借り換え需要を満たすため発行額が膨らむ。

  政府傘下のドイツ国債会社が18日公表した暫定日程によると、2019年は償還期限1年未満の国債を430億ユーロ、それ以上の国債を1560億ユーロ発行する見通し。このうちバッドバンクである金融市場安定化基金の借り換えによる債券発行が200億ユーロを占める。

Budget Boon

Germany's borrowing has declined even as spending rises

Source: German Finance Ministry

  ソシエテ・ジェネラルの金利ストラテジスト、ジェイソン・シンプソン氏は「発行額の数字は大幅な増加だが、増加分のほぼ全ては(バッドバンクの)部分的な借り換えだ」とし、「フロントエンドの短期物が大幅に増加する」と指摘した。

  独国債会社マネジング・ディレクターのタモ・ディーマー氏が電話会議で明らかにしたところによると、50年債などの超長期債、気候変動や環境プロジェクトを支援する「グリーンボンド」の発行は予定していない。

原題:German Debt Sales Rise as Merkel Refinances ‘Bad Bank’ Fund (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE