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米銀行株は2019年も低迷する恐れ、反転の明白な触媒見当たらず

更新日時
  • 一部アナリストは12月半ばに銀行株の投資判断を引き下げ
  • 最良シナリオは2019年のある時点でのバリュエーション反発
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Fluctuate Amid LinkedIn Buyout While Fed, BOJ Loom
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Fluctuate Amid LinkedIn Buyout While Fed, BOJ Loom
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

銀行株は2018年にローンの伸び悩み、融資競争の激化、預金金利上昇、景気減速と信用悪化への懸念から市場全体のパフォーマンスを下回った。問題は来年に反発するかだ。

  一部アナリストは12月半ばに銀行株の投資判断を引き下げた。キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ、モルガン・スタンレー、アトランティック・エクイティーズなどのアナリストが暗い見通しを示した。

  KBWの株式チーフストラテジスト、フレデリック・キャノン氏は電話インタビューで、18年は「銀行にとって厳しい年だった」とコメント。金利がゼロから上昇したことの恩恵は預金金利上昇の負担に取って代わられたと指摘した。来年の株価上昇をもたらす「明白な触媒となるものはほとんど」見当たらないという。

  銀行株にとって最良のシナリオは、経済が軟着陸し株価バリュエーションが2019年のある時点で低水準から反発することだと同氏は指摘。決算内容が鍵になるが、米金融当局が利上げを停止するかどうか、および信用トレンドについての明瞭性も重要だと分析。「利上げが停止されれば銀行株は上昇するだろう」と述べた。

  キャノン氏の分析では銀行株と米政治混乱に相関は見られなかったため、政治動向についてはあまり懸念していないという。「より大きなリスクは景気減速だ」と言う同氏は、貿易摩擦と英国の欧州連合(EU)離脱をその他の重要な脅威に挙げた。

原題:Beaten-Down Banks Face Danger They May Not Bounce Back in 2019(抜粋)
Beaten-Down Banks Face Danger They Won’t Bounce Back in 2019 (1)

(最終段落を追加します.)
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