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イタリア債に輝き、日本の投資家が買い越し-フランス混乱で妙味増す

  • ポルトガル債に比べドイツ債とのスプレッドが大きい
  • 売られ過ぎているため下振れリスクは小さい

予算を巡り欧州連合(EU)の制裁を回避しようと苦慮するイタリアだが、アセットマネジメントOneはこれがイタリア債の買いの好機を提供したと言う。

  同社は同等のソブリン格付けのポルトガル債と比べたスプレッドの大きさを理由にイタリア債を買っている。イタリア10年債のドイツ債に対する利回り上乗せ幅は270ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)とポルトガル債のほぼ2倍だ。

  アセットマネジメントOneの竹井章ファンドマネジャーは、イタリア債は輝いていると話す。既に売られ過ぎているため下振れリスクが小さいことに加え、最近のフランスの政治的混乱悪化で相対的な妙味が増したと指摘した。

  財務省のデータによると、日本の投資家は10月に、イタリア債を891億円相当買い越した。これは4月以来で最大。

  イタリア債は2019年予算を巡るEUとの対立や制裁を巡る懸念で利回りが上昇。政府が予算案の修正作業を進める中で持ち直し、ドイツ債とのスプレッドは過去1カ月に約50bp縮小した。

Italy's bonds offer much wider spead over bunds than Portugal, France

原題:Italy’s Battered Bonds Draw Japanese Buyer on Yield Advantage(抜粋)

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