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大規模な金融株ETFからの資金流出加速-先週は08年以来最多

  • 2.7兆円規模のETF(ティッカーXLF)は先週18億ドル流出
  • 経済鈍化懸念と融資の質低下により金融株は弱気相場に陥った
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stock Futures Rise
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stock Futures Rise
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米経済成長の先行き懸念が市場を揺るがす中、米上場投資信託(ETF)投資家は金融危機以来の急ペースで、金融株に投資するETFから資金を引き揚げている。

  240億ドル(約2兆7000億円)規模の「ファイナンシャル・セレクト・セクターSPDRファンド」(ティッカー:XLF)からは先週18億ドルが引き揚げられ、2008年7月以来で最も多額の流出となった。年初からの流出額は46億ドルと、非レバレッジ型米国株ETFで4番目に多い。価格は12月だけで10%強下げている。

  一段と引き締め的な金融政策により米経済の伸びが鈍化するとの懸念と、融資の質の緩やかな低下により金融株は弱気相場に陥り、同セクターからの資金の引き揚げが加速した。その一方で空売り投資家が参入し、先週の空売り残高が発行済み口数に占める割合は3.5%と、1年3カ月ぶり高水準になった。

原題:Investors Flee Biggest Financials ETF at Fastest Pace Since 2008(抜粋)

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