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CBSのムーンベス前会長に退職金支払われず-セクハラ巡る調査受け

  • 1億2000万ドルが支給されるはずだった
  • ムーンベス氏に「意図的で重大な職権乱用」と同社

米テレビネットワーク、CBSの取締役会はレスリー・ムーンベス前会長兼最高経営責任者(CEO)に1億2000万ドル(約135億円)の退職金を支払わないことを決めた。長い間、米娯楽業界の大物だったムーンベス氏はセクハラ疑惑を受けて、その地位から転落した格好だ。

  CBSは退職金不払いを決めた理由として、ムーンベス氏が会社指針を軽視し、社内調査に応じなかったことを挙げた。決定に先立ち、社風にまで掘り下げた徹底的な調査が4カ月余りかけて実施された。

CBS Corp. Chief Executive Officer Les Moonves Interview

レスリー・ムーンベス前会長兼CEO

写真家:Chris Goodney / Bloomberg

  同社は17日、「ムーンベス氏に意図的で重大な職権乱用や会社指針と雇用契約への違反など、契約解除には根拠があると判断した」と発表した。

  ムーンベス氏は9月、セクハラ疑惑を受けて辞任に同意した。退職金支払いについてはCBSが契約した2つの法律事務所の調査結果待ちだった。

  今回の決定を受け同氏の弁護士は取締役会が出した結論は最初から決まっていたものであり、根拠がないと批判した。

原題:Moonves Loses $120 Million in Pay After #MeToo-Fueled Downfall(抜粋)

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