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豪経済は3つのリスクに直面、家計消費を圧迫も-中銀議事要旨

  • 家計所得の伸び悩みや高水準にある債務、住宅価格下落を列挙
  • 景気拡大が労働市場改善・インフレ高進につながるとの筋書き阻害も

豪経済は3つのリスクに直面している。その結果、家計消費が圧迫され、景気加速や失業率低下といったオーストラリア準備銀行(RBA)の見通しの実現が阻まれる恐れもある。

  豪中銀は18日に公表した政策決定会合(4日開催)の議事要旨で、ややハト派的なトーンをにじませた。具体的には、経済の漸進的な改善が将来的に利上げにつながるとのシナリオを維持しつつも、「クレジット取得を巡る全般的な引き締まりの状況」を指摘した。

  豪中銀は家計所得の伸び悩みや高水準にある債務残高、住宅価格の下落を列挙し、家計消費の見通しが引き続き「不確実性の源泉」となっていると分析。「こうした要因の組み合わせは下振れリスクとなる」との認識を当局者が抱いていると記した。

  ロウ総裁はこれまで、持続的な景気拡大が労働市場の引き締まりをもたらし、インフレ率を徐々に押し上げるとの筋書きを想定してきたが、不動産価格の急落がこうした展望に影を落とし始めている。

Australians are saving less -- and spending less

原題:Australia Faces Risk Trifecta as Central Bank Sees Rates on Hold(抜粋)

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