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米国は今週、利上げすべきではない-ダブルラインのガンドラック氏

  • 債券市場を巡る懸念と20年に政策の転換を迫られる可能性に言及
  • 19年は株式市場の弱気相場が続く可能性が高く、資本温存の年に
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands past passing vehicles in Washington, D.C.
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands past passing vehicles in Washington, D.C. Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands past passing vehicles in Washington, D.C.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米ダブルライン・キャピタルの最高投資責任者(CIO)のジェフリー・ガンドラック氏は17日、今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ見送りを決定すべきだとの見解を示した。債券市場を巡る懸念と、景気鈍化で2020年に政策の転換を迫られる可能性に言及した。

Gundlach Warns Market Moves Bad for Risk-Parity Hedge Funds

ガンドラック氏

写真家:Scott Eells / Bloomberg

  ガンドラック氏はCNBCとのインタビューで、「金融当局は利上げすべきではないと思う」と述べ、債券市場は連邦準備制度が利上げする必要はないと告げていると同氏は指摘した。

  著名投資家で資産家のスタンリー・ドラッケンミラー氏も16日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)への寄稿記事で、景気が減速しつつあり市場が低迷している時期には、利上げと流動性の引き締めという「二面作戦」を休止する必要があると主張した。

  ドラッケンミラー氏とケビン・ウォーシュ元連邦準備制度理事会(FRB)理事は「米経済は来年も力強いパフォーマンスを維持すると思うが、連邦準備制度と他の政府当局ともに大きな政策ミスを犯す余裕はほとんどない」と記した。

ガンドラック氏のその他のコメント:

  • 19年は株式市場の弱気相場が続く可能性が高く、資本温存の年に
  • 最も有望な投資先は、積極的に管理された高品質かつ低ボラティリティーで、デュレーションの短い債券ファンド
  • 中国がトランプ米大統領のレトリックに反発する中、米中貿易戦争は一段と悪化する公算が大きく、世界経済に打撃となろう
  • 米国の赤字が大幅に拡大し、借り入れコストと米国債の利回りは上昇の可能性

原題:Jeffrey Gundlach Says Fed Shouldn’t Raise Rates This Week (2)(抜粋)

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